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ブログの更新について…



当ブログをご訪問くださり、ありがとうございます。


ブログの更新がかなり滞ってしまいまして、申し訳ありません。。。

今まで使用してきたPCが先月とうとう壊れてしまい、そのPCにまとめて保管してありましたブログ用のリサーチ記事や情報などがすべて使えなくなってしまいました。
(今は、新しく購入したPCを使っているのですが、日本のPCとは使い勝手が違うため、どうもなかなか慣れません)

ですので、今はまたリサーチ用の情報を、記憶を頼りに一つ一つ収集しなおしている状況です。


また、今年に入ってから身内の者が急に体調を崩してしまいました。
看病のために、私もちょくちょく日本へ一時帰国するような生活がしばらく続くようになることと思います。


・・・なかなか落ち着いてブログ更新をすることが出来ないのが残念なのですが、もうしばらくこのバタバタが続きそうですので、更新ももう少し先になってしまいそうです。

いままでに輪をかけて不定期な更新となってしまいますが、ブログ自体は細々と続けていくつもりでおります。
拙いブログですが、どうかよろしくお願いいたします。

 
ありがとうございました。



         




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2013年03月24日 | 未分類 | トラックバック(0)件 |

FEMA強制収容キャンプ、FEMA棺桶などのお話

FEMAについて海外のサイトを調べていますと、FEMA強制収容キャンプの存在を「ほぼ100%信じて疑っていない人達」「半信半疑の人達」「懐疑的な人達」がいて、それぞれに情報を収集し発信しています。

そういった情報の中から今回は、海外のフォーラム(掲示板のようなものです)や関連記事から集めた興味深い情報をまとめてみました。
(FEMA強制収容キャンプやFEMA棺桶が存在することを訴えている情報は沢山出回っているようなので、今回の記事ではどちらかというと懐疑的な見方の物を取り上げてみました)


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【FEMA施設の写真として出回っている画像は捏造されたもの】

↓こちらは、アメリカのワイオミングにあると言われているFEMA施設を上空から撮影したものとされている画像の一つですが

fema3.jpg


これは、実は北朝鮮の強制収容所を映した画像であるようです↓。

fema4.jpg


このオリジナル画像は、U.S. Committee for Human Rights in North Korea(米北朝鮮人権 委員会)が制作した「The Hidden Gulag : Exposing North Korea's Prison Camps」というレポートに資料として添付されいる画像です。

【The Hidden Gulag : Exposing North Korea's Prison Camps】
http://www.hrnk.org/uploads/pdfs/HRNK_HiddenGulag2_Web_5-18.pdf
(上記のリンク先にあるレポートの225ページ目に“Kyo-hwa-so No.1 Kaechon” という名の北朝鮮の強制収容所の画像が紹介されています。 位置は、39.708N , 125.923E だそうです)

Kyo-hwa-so No.1 Kaechon強制収容所の画像を誰かが加工し、それをアメリカのワイオミングにあるとされているFEMAキャンプの写真としてネットに流したようです。



                        *****


【アメリカ アトランタ州ジョージアにある(あった?)FEMA Coffin(FEMA棺桶)について】


                fema11.jpg


FEMA棺桶の証拠写真としてネットで良く見かける「何段にも積み重ねられた数万個の黒いプラスチック製棺桶」ですが、あの棺桶(と言われている物)を製造・保管しているのはジョージアのコンヴィントンにあるVantage Productsという埋葬関係の商品を取り扱っている業者さんなのだそうです。

Vantage Products
http://www.vantageproducts.com/

俗にFEMA棺桶と呼ばれている物は、「burial vault」と云う物で、土葬用に地面に穴を掘った後にまずこのburial vaultを地中に収め、さらにそのburial vaultの中に棺桶を収めるために使用される埋葬用品だそうです。
主な目的は、土葬後の地面に起こる沈下現象の防止(従来の埋葬方だと棺桶が朽ちて来るとともに、その部分の地面が沈むことがあるが、burial vaultを使用すればそれが防げる)だそうです。

このようにburial vaultsを使った土葬は、1964年頃にはすでに行われていたようで、当時のLIFE誌にもburial vaultに関する記事が紹介されています↓
【What is a Burial Vault?】

             
fema2.jpg



また、こうしたBurial vaultを使用する埋葬方は、アメリカだけではなく、古くは南ヨーロッパでも行われていたようです↓
http://www.paulwilliamsfunerals.co.u-services/vault-and-mausoleum-k/funeral-services/specialistburial



Vantage Products社のburial vaults 商品一例↓
            fema10.jpg



・地元紙が行ったVantage Products社へのインタビュー

「Morgan County Citizen」という地元紙が独自に行ったVantage Products社へのインタビュー取材の記事があります。
“御社の商品が陰謀論者たちの間ではFEMA棺桶と呼ばれ、様々な憶測を呼んでいますが、実際にはどうなのですか?”ということを訊ねています
【Conspiracy or simply storage?】
http://www.morgancountycitizen.com/?q=node/7524

上記のリンク先に掲載されている記事は、2008年に書かれたものですが、その中でVantage Products社は

・積み上げられて野ざらしに保管されているburial vaults は、現時点(2008年)で約50000個であるが、1997年か1998年頃は70000~80000個のburial vaults が保管されていたと記憶している

・葬儀の際の手間を最小限に済ませるために、生前時にburial vaults を予約購入するケースが多いため、大量のストックを用意してスタンバイ状態にしてある。 特に、プラスチック製のburial vaults(FEMA棺桶と言われている商品)は値段もお手ごろで需要が高い

・burial vaults は、どこかの個人、企業あるいは政府が所有している訳ではない

と語っています。

また、大量のburial vaults が保管されている敷地はVantage Products社がConyers Welding & Supplyからリース(借用)しているのだそうです。同敷地ならば大量のburial vaultを保管するのに十分な広さがあるし、コンヴィントンにあるVantage Products本社に近いし、リース費用も悪くなく、好都合であったようです。

余談ですが、ジョージアの人口は約1000万人、死亡率は10/1000、大まかに計算してジョージアだけでも年間約10万人の人が亡くなるとした場合、数万個のburial vaultsが常時保管されていてもおかしくはない、さらにジョージア近隣の地域もVantage Products社がカバーしていると考えことも出来る、との説もあります。


                     *****


【政府がburial vaultを購入していたことは「事実」】

こちらの記事によりますと、政府は確かにburial vaultを購入していたという事が書かれてあります。
ただし、これは前出のアトランタに本社を構えるVantage Products社からではなく、ワイオミングに本社を置くPoly Guard Vaults社という同業他社から購入していたようです。

同記事には、2000年から2009年にかけて、アメリカ合衆国退役軍人省がPoly Guard社の親会社であるRocky Mountain Productsと契約を結び、1.7万ドル分のburial vaultを購入していた事があったと書かれてあります。 また、アメリカ合衆国退役軍人省は同時期に5.5万ドル分の慰霊碑も購入していたようです。

陰謀論サイトでFEMA棺桶が取り上げられる場合、アトランタ州ジョージアにある「FEMA棺桶保管サイト」が主に紹介されているのですが、それは前出のVantage Products社の所有・保管しているburial vaultsであり、こちらは政府とは無関係。 一方政府とburial vault発注の契約を交わしていたのは、ワイオミングにあるPoly Guard社であったことがわかります。


・大量の遺体を政府がいちいち埋葬するのか?

アレックス・ジョーンズなどが主張しているような事態が起こったならば、政府・FEMAは大量の遺体を処理しなければならなくなるため、その時のためにFEMA棺桶と呼ばれる膨大な量の棺桶が用意されている、、、というのが一部の陰謀論者たちのセオリーになっています。

しかし、政府がいちいち遺体を棺桶に入れて埋葬するか?!?! との疑問を持つ人々も少なくありません。
現在保管されているような大量の「FEMA棺桶」が必要となるような事態が起こった場合、わざわざ遺体を棺桶に収容してから処分するよりも、どこかに大きな穴を掘って、そこに複数の遺体をまとめて埋める、とか、ブルドーザーなどを使って処理場(!?)に移送する、という手段の方が合理的ではないか? というのが彼らの主張です。

そうした疑問を持った人が、面白い(!?)計算をしています:

“例えば、約150m×6m×1.8mのスペースに対し、「FEMA棺桶」(中に5遺体収容した場合)だと約300個の「FEMA棺桶」が収まることになり、5×300で計1500人が埋葬できるが、もしFEMA棺桶を使わなければ約4000遺体を埋葬することができる・・・・・・”

なんとも不気味な計算です。。。。



                      *****


【これが「FEMA強制収容所」説の発端・・・?】

「U.S. CONCENTRATION CAMPS FEMA AND THE REX 84 PROGRAM」(U.S強制収容キャンプ、FEMA と REX 84プログラム)というタイトルの投稿記事が、2000年9月28日付けのヤフー・グループ(Yahoo! Groups)のサイトに残されています。
(ちなみに、この記事は2004年6月14日にAbove Top Secretでも紹介されました)

同記事は、“強制収容キャンプ用として準備がされている3つの場所”が南カリフォルニアにあることを嗅ぎつけたと主張する「Terry King」(おそらく偽名)という人物によって書かれたもので、内容はその「強制収容キャンプ予定施設」をTerry Kingが徘徊した時の様子をレポートとしてまとめられたものです。

さらに遡って調べていきますと、2000年にTerry Kingのレポート記事がネットに上がる以前には、1999年8月9日付けで「[Open-Your-Third-Eye] Re: KKK is just the surface, just wait for Bush's "Skull & Bones" 」という投稿記事がやはりヤフー・グループに残されていることがわかりました。

このグループでやり取りしていたのは、黒人の平等権利獲得を目指した人たちのようです。

その投稿の中に「・・・King Arthur Plan(アーサー王計画)とFEMAによる統治の件を覚えておいてください」という一文があります。

その次の投稿には「残念な事に私達(アメリカの)黒人は、ある日突然ドアを激しく叩いてやって来るゲシュタポに絶滅収容所か強制労働キャンプに連行されていかれる時が来て初めて目を覚ますのであろう」と書かれてあります。

「アーサー王計画」というのは、1967年にJohn A. Williamsによって著された「The Man Who Cried I Am」という小説に登場する計画で、“市民による暴動が起きた時にアメリカ軍が合法的にアフリカ系アメリカ人を捕えて大投獄するというアメリカ政府の極秘計画”のことだそうです。

            fema9.jpg


この「アーサー王計画」と「FEMA強制収容キャンプ」説に共通するのは、「REX 84」です。
「REX 84」とは Readiness Exercise 1984 の略で、マーシャル法が発令された時にどう対処すべきかなどが記されたものです。その内容には、非常事態宣言下においてアメリカの安全保障の脅威となるようなアメリカ国民は拘束できる、といったものも含まれています。


こうした話が広まって行った過程で、話の断片断片が継ぎ合わされたり、そこに未確認情報や確証バイアスのかかった情報や噂が加わったりして出来あがった(?)のが現在のFEMA強制収容キャンプ説なのでしょうか????


                        *****


おまけです:

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fema6.jpg fema7.jpg

車両に窓が無いのには、理由があるそうです。
それは、従来のような鉄枠のみで壁の無い輸送車両ですと、停車中や走行中にイタズラな子供たちが路肩から石など投げつけて新車に傷を付けてしまうケースが絶えなかったので、そういった外部から損傷を防ぐために画像にあるような全体をすっぽりと覆うようなスタイルの車両が使われるようになったのだそうです、、よ。

こちらは、トラック版です↓

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                     *****





2013年01月12日 | 陰謀 | トラックバック(0)件 |

ごあいさつ&最近の気になったニュース

当ブログを訪れてくださるみなさまへ

当ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

日頃から、ただでさえ更新ペースが不定期なブログでありましたが、特にここ数カ月はいろいろな事がタイミング悪く重なってしまい、輪をかけて更新がままならななくなってしまいました。

ようやく生活のパターンも徐々に正常に戻ってきましたので、久しぶりにブログの更新をしてみました。
でも、まだ体調が100%ではないため、今回は目に付いた記事をいくつか簡単にご紹介するだけとなってしまいますが、よろしかったらお付き合いください。

ありがとうございました(^^)

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                           *****
 

【ロンドンの街に表れた反NWOを象徴する壁画が撤去される】

London council set to remove ‘anti-Semitic’ mural showing Jewish bankers


mearone.jpg
画像はMail Online より拝借   右端のおじさんはこの壁の所有者Azmel Hussainさんという方で、MEAR ONEの壁画を擁護していました。

ロンドンのCityに近いBrick Lane(ブリック・レーン)にNWOを批判するような壁画が製作されたのですが、その壁画に描き込まれた「民衆(奴隷)から財産を搾取し、その富を独り占めにするエリート達」の姿がユダヤ人を彷彿とさせ、反ユダヤの感情を煽る、明らかな人種差別だ!!との強い苦情が相次いだことから、壁画の撤去が命じられました。

この壁画を制作したのは、ロサンジェルスに活動拠点を置くMEAR ONE(本名:Kalen Ockerman)というグラフィティ・アーティストです。 彼は作品について「(苦情に出ているような)人種差別について描いたものではない。 この作品は、見た人達に何かを考える切っ掛けを与える事が目的で製作した」と反論し、さらに「ごく一部の保守的な人たちにとって、この壁画は不都合なんだ。 だから、“人種差別”という言いがかりのカードを切ってきたんだ」とコメントしています。

製作したアーティストのコンセプトや説明には全く耳をかさずに、“Anti-semitism”“人種差別”という社会的に影響力のある“マジック・ワード”(言葉)を使って気に入らない物を封じ込めてしまったようです。


・MEAR ONE のサイト

・この壁画の製作工程を記録した動画と作者による作品の解説(youtube)


                       
                           *****  



【たった一人の力で1360エーカーの森林を誕生させたインドの男性のお話】

The man who made a forest

One man creates 1,360 acre forest

1979年、インドのアッサム一帯が洪水に見舞われました。洪水の水が引いたあとの更地には、避難するために昇ることの出来る木が一本も無かったために溺死してしまった複数の蛇の死骸が散乱していました。この惨状を目の当たりにした当時16歳だったPayengさんは大きなショックを受け、もう二度とこのような悲しい事が起きないように「動植物が安全に繁殖出来るような森を造ろう」と決心します。

               payeng.jpg
                        Payengさん

とはいえ、その地域は「植物など育つはずが無い」と政府のお墨付きをもらってしまっているような荒涼とした更地です。 しかし、自分の手で森を造るという強い情熱をもったPayengさんは、政府や学者たちが何と言おうと「森を造る」という意志を曲げません。 Payengさんの情熱に政府も「では、ご自由に(どうせ、無理でしょ)」ということで、(ほとんど利用価値の無い)土地をPayengさんに委ねます。

Payengさんは、その更地にまず竹を植えて育つかどうか、試してみました。 結果、周囲の予想に反して、Payengさんの植えた竹は順調に育ち始めたのです。 そして、次はあの植物、また次はあの樹木、と様々な植物を外部から運び込んでは植え付けて行きました。 
木や植物が育ち出すと、今度は、どこからともなく野生の動物や昆虫がPayengさんのまだまだ若い森にやって来て、住みつくようになります。 これはPayengさんにも計算外であったらしく、嬉しいハプニングであったそうです。

               payeng4.jpg


そうこうして、地道~~な努力を続けること30年、現在では1360エーカーに渡る見事な森林が誕生しているのだそうです。 この森は、Payengさんがたった一人で誕生させたものです。(周りの人たちはみんな、Payengさんの活動をバカにしていたので、手伝おうとする人などいなかったそうです)

「蛇たちは、逃げ場も無く、強い日光を遮ってくれるような木も無かったからみんな死んでしまったんだ。蛇たちの可哀想な姿を見て、私はその場にしゃがみ込んで泣いてしまった。農林水産省に問い合わせて、この土地に木を植えてくれるように頼んでみたけど、その土地では何も育たないと断られてしまった。逆に彼らは「あなたが竹でも植えてみたらどうです?」と言ってきた。(更地に植物を植え付けていく作業は)本当にしんどかった。でも、私はひたすら植え続けた。私の手助けをしてくれる人も誰もいなかった。誰も興味すら持っていなかったんだ」と現在47歳の Payengさんは語っています。    

Payengさんの森は今ではあらゆる植物や木が鬱蒼と茂る立派な森となり、野生の像やサイ、トラや鳥たちが自由に安心して生きて行ける楽園を提供しているようです。

               payeng3.jpeg


一人の人間の強い信念と情熱が生みだすパワーの凄さに圧倒されつつ、人間の「可能性」を見させてもらえた素敵なニュースだと思いました。



                           *****


【アメリカは、日本に原子力存続を求めている】

U.S. needs Japan to remain nuclear, expert says



        csis.jpg
        画像はJapan Timesより拝借

2012年10月25日、経済広報センターによる講演会(セミナー)が経団連会館で開かれました。 
講演内容は、「東アジア情勢と米国の対応-CSISの視点-」。

講師は、ジョン・J・ハムレ 米国戦略国際問題研究所(CSIS) 所長兼CEO と マイケル・グリーン 米国戦略国際問題研究所(CSIS)上級副所長/日本部長。

『グリーン氏は、中国の中の動き、米中関係の動向などについて説明した上で、それらにもかかわらず日本のアジアでの重要性あるいは日米関係の重要性は変わらないと説き、ハムレ所長は日本の原発ゼロ政策の問題点につき指摘した。出席者は約140名。』
(↑経済広報センターのHPより

この時のセミナーの様子について書かれてあるのが、Japan Timesのこの記事です。 
「2030年原発ゼロ」は、現実的に考えてみてどうなの? とハレム所長は懸念しているようです。
ご興味のある方は、是非お読みになってください。
(マイケル・グリーンは、あのマイケル・グリーンです)


                     *****


・・・・今回は、以上です。

Thanks for reading !!





2012年11月09日 | 未分類 | トラックバック(1)件 |

ロスチャイルド家の肖像画家 Moritz Daniel Oppenheim

日頃、ロスチャイルド一族について調べていますと、頻繁に見かける肖像画があります。

例えば、

                mdo3.jpg
                  Amschel.M.Rothschild

あるいは、

                 mdo6.jpg
                 Nathan-Mayer Rothschild



こうしたロスチャイルド一族のポートレート(肖像画)を依頼されたアーティストとは、どのような人であったのか??という好奇心から、肖像画を描いたアーティストについて調べてみました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(*今回の記事は「This Day ... In Jewish History」というサイトとwikiからの情報をベースに、他の情報も付け加えながら書いたものです)


【西欧で認められた初めてのユダヤ人画家】

アーティストの名は、Mortiz Daniel Oppenheim (モーリッツ・ダニエル・オッペンハイム)(1800-1882) 。
1800年にドイツのハーナウで正統派ユダヤ教徒の両親のもとに生まれました。

                   mdo7.jpg
                  Moritz Daniel Oppenheim 自画像



ハーナウにてConrad Westermayrから絵の手ほどきを受けたオッペンハイムは、17歳の時に Munich Academy of Artsに入学します。
その後、パリを訪れたオッペンハイムは、そこでJean-Baptiste Regnault(ルニョー)の指導を受けます。さらに彼はローマに移り、そこでは Bertel Thorwaldsen(トルバルセン), Barthold Georg Niebuhr(ニーブール)Friedrich Overbeck(オーヴァーべック)といった人々と交流を持ちます。

ローマでユダヤ人ゲットーについて学んだオッペンハイムは、ユダヤ人ゲットーに生活する人々の日常生活や宗教についてのスケッチ画を描き、後にオッペンハイムがドイツに帰郷した時にはそれらのスケッチ画を題材にした大きなキャンバス画がいくつか描かれました。

1825年、フランクフルトにスタジオを構えたオッペンハイムは、彼の絵画の一つ『David Playing Before Saul』がヨーロッパで絶賛されたことを切っ掛けに、その後彼のスタジオを訪れる人が後を絶たなかったそうです。 
1832年、Goethe(ゲーテ)、 Charles Frederick, Grand Duke of Saxe-Weimar-Eisenach(カール・フリードリヒ (ザクセン=ヴァイマル=アイゼナハ大公)) といった人達の推薦を受け、オッペンハイムは教授のタイトルを授かりました。


諸々の事情から、19世紀はじめのヨーロッパで成功したユダヤ人のアーティスト(画家)は、片手で数えるほどしかいませんでしたが、その中でもオッペンハイムはヨーロッパで成功した初めてのユダヤ人の画家として有名です。
その成功の切っ掛けとなったのは、ロスチャイルド家の肖像画を担当したことでした。
(オッペンハイムは「ロスチャイルドの画家であり、画家の世界のロスチャイルドでもある」と言われていたそうです)

彼の作風は主に聖書を題材にしたものや19世紀のユダヤ人の生活風景を描いたものでした。

          mdo9.jpg   mdo10.jpg
              “Rabbi's Blessing”             “Der Bleichgarten”


中世の時代からユダヤ人の画家たちはゲットーに閉じ込められていたため、他の画家たちのように専門的に絵画の勉強をする事が叶わず、画家としてもゲットー内のみの活動に制限されていたのに比べ、オッペンハイムはユダヤ人でありながら絵の勉強をする(教育を受けられる)環境が与えられ、ユダヤ人コミュニティー以外でも活動出来た点でも恵まれていたと言えるでしょう。

オッペンハイムは、画家としてのトレーニングをきちんと受けることのできた初のユダヤ人アーティストであり、また、ユダヤ人出身というバックグラウンドを作品の前面に押し出した、ユダヤ人の生活を題材を扱った作品を世に送り出した画家でもありました。

1825年頃、フランクフルトにてフリーランスの画家として成功を築きつつあったオッペンハイムは、裕福なクライアントを得るようになり、彼らの肖像画や風景画の製作をするようになります。




【ロスチャイルド家お抱えの肖像画家オッペンハイム】

オッペンハイムは、フランクフルトのロスチャイルド家から肖像画の依頼を得る(受ける)ために早い時期から東奔西走していました。 1921年にはすでに、パリでジェームズ・ド・ロスチャイルドの肖像画の依頼を受け描いていました。
また、オッペンハイムがイタリアに滞在していた時には、ナポリで一族の銀行業を営んでいたカール・マイヤー・ロスチャイルドがオッペンハイムの宗教画を3作購入しました。
ロスチャイルドがオッペンハイムに依頼した作品『Susanna and the Elders』は、オッペンハイムの名声をさらに高めた一作と言えます。


フランクフルトにおけるオッペンハイムの肖像画家としての成功により、ロスチャイルドからの依頼もさらに増えるようになります。(詩人のハインリッヒ・ハイネもオッペンハイムの肖像画モデルの一人でした)
特に、1836年から製作が始められたマイヤー・アムシェル・ロスチャイルドの5人の息子達が非常にリアルに描かれた肖像画は、この銀行家一家のパブリック・イメージを作り上げるのに貢献したものであると言われています。

                      mdo8.jpg
                         ハインリッヒ・ハイネ


1836年にオッペンハイムは、ロスチャイルド家のカップル、ライオネル・ネイサン・ロスチャイルドと、17歳で彼(ライオネル)の花嫁となった(従妹でもある)シャルロット・ド・ロスチャイルドの肖像画も手掛けています。

              mdo5.jpg mdo2.jpg



こうして肖像画を描く一方で、オッペンハイムは彼のルーツ的題材とも言えるユダヤ人の儀式や過ぎ越しの祭り、結婚式、ピューリム祭、サバスなどを題材にした作品も描いていました。 

          mdo12.jpg
                    “The Rothschild Family at Prayer”

この「The Rothschild Family at Prayer」と云う作品は、ロスチャイルド家の人々がユダヤ式のお祈りを捧げている光景をオッペンハイムが描いたものです。
ロスチャイルド家の人々が頭から被っている白い大きな布はTallit(あるいはTallith)と呼ばれるもので、ユダヤ教の礼拝の時に男性が着用するショールです。

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                                    Tallitを纏ったイスラエルの人々



当時、多くの画家がキリスト教を題材とした作品を描いていた中、オッペンハイムは頑ななまでに自分のバックグラウンドであるユダヤ人の生活や風習を描き続けていました。
この「The Rothschild Family at Prayer」は、そうしたユダヤの風習や伝統を大切にするオッペンハイムのスタイルを良く表した作品の一つと言えるでしょう。

オッペンハイムは、それまで他の有名な画家たちが描くことの無かったユダヤ人の日常風景や伝統を淡々と作品に描くことによって、同胞のユダヤ人にはユダヤ独特の風習や生活を見直し慈しむ気持ちを思い出してもらい、また、ユダヤ人ではない人達には、ユダヤ人の本当の日常やその文化を正しく理解してもらえるように、願っていたようです。


(以上がネットから情報を集めて翻訳&構成した記事でした)
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(余談になりますが、記事の最後に登場した作品「The Rothschild Family at Prayer」については、ポスター、T-シャツやマグカップ、マウスパッドやキーホルダーといったマーチェンダイスも発売されているようです↓)
http://www.zazzle.co.jp/bridgemanart/%E3%82%AE%E3%83%95%E3%83%88?cg=196652626460581741




オッペンハイムが画家として活動していた19世紀のヨーロッパではまだ現在のようにカメラが普及していなかったので、オッペンハイムのような肖像画家がクライアントの依頼を受けてクライアントの家族の肖像画を描いたり、庭や風景画を依頼されては描いていた時代です。 また、画家にそういった依頼をすることが出来たのは裕福な階級の人たちでした。

キリスト教、聖書にまつわる宗教画がもてはやされ主流であった当時、オッペンハイムのように需要があろうがなかろうが、自分のバックグラウンドであるユダヤをテーマにした絵画、それもユダヤ人の文化や風習、日常生活などを題材に絵を描き続けた画家というのは、本当に珍しかったのでしょう。

当時は誰も描かなかったユダヤ人の様子・歴史を描き残してくれたオッペンハイムは、大きな歴史的財産を残してくれたアーティストの一人なのだと思います。(ただ、ロスチャイルドの後ろ盾がありながら、画家としてそこまで有名にならなかったのは不思議です)

Every picture tells a story, don't it??




参考記事:
【Moritz Daniel Oppenheim 】

オッペンハイムの作品が展示されている美術館:
The Jewish Museum

オッペンハイムの作品いろいろ(一部です):
Category:Moritz Daniel Oppenheim




If you're not IN, you're OUT グローバル・エリートたちの輪

“Lady GaGaも、まだまだ甘いようだ。 サタニック・エリートたちは大昔から、こうした『仮面/仮装舞踏会』を開いてきた。 ここにロスチャイルドの怪しく豪奢なオカルトショー(パーティー)の様子を垣間見ることのできる写真がある。悪魔的狂気の沙汰か?”

上記のような見出しが「後付け」された記事が、海外のサイトでは出回っていました。
(このように、ちょっとセンセーショナルな見出しを付けて、閲覧者の関心を引こうとする陰謀曝露系のブロガーさんやサイトは海外にも多いです)

この「後付け見出し」はさておき、肝心の記事と写真のオリジナルは、Scala Regia と云うサイトに掲載されたものです。(陰謀曝露系のサイトではありません)
Scala Regiaの「Air de la Folie」という記事です。

今回ご紹介します同記事は、当時のハイ・ソサエティ(high-society)きってのparty girl(パーティー・ガール)であったBaroness Marie-Hélène de Rothschildの一番のパーティ仲間であったAlexis, Baron de Redéによって書かれた回顧録から抜粋されたものです。
当時の上流階級の人達の社交界の様子を伺うことが出来ます。


                            ***

【Baroness Marie-Hélène de Rothschild(マリー・エレーヌ・ド・ロスチャイルド)】
父方の祖母はBaroness Hélène de Rothschildでロスチャイルド一族出身。1957年にBaroness Hélène de Rothschildは、遠い従兄であるBaron Guy de Rothschildと結婚

【Alexis von Rosenberg, Baron de Redé(アレキシス・フォン・ローゼンバーグ、ド・レデ男爵)】
オーストリア・ハンガリーの銀行家・貴族の出身。Alexis, Baron de Redéの華やかなパーティースタイルはパリのハイ・ソサエティの間で評判となり、次第にパリの社交界の中心的存在となる


               mhrothschild5.jpg
              Marie-Hélène de RothschildとAlexis, Baron de Redé

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               mhrothschild21.jpg
           「シュールレアリスト舞踏会」の会場となったシャトーFerriéres


“・・・1972年の12月12日、 Marie-Hélène(マリー・エレーヌ・ロスチャイルド)主催の「シュールレアリスト舞踏会」がFerriéresで開かれた。 

今回の舞踏会のゲストたちのドレスコードは(男性は)ブラック・タイ(黒の蝶ネクタイを着用する装い)、(女性は)ロングドレス、そして首から上はシュールレアリストの装い、というものであった。

                
               mhrothschild12.jpg


招待状は、(ルネ)マグリッドの絵画を彷彿とさせる青空に白い雲のデザインを背景に文章が反転文字で印刷されたものであった。 この招待状を判読するためには、カードを鏡に映して読まなければならなかった。
 
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その一夜のために、シャトー(お城)は「燃え盛る火に包まれる城」という雰囲気を醸し出すためのユラユラと動くオレンジ色のライトで照らしだされた。 城内の階段では、猫の衣装を着た従僕たちがそれぞれに「眠っているような」ポーズをとらされ、待機していた。


メイン・ルームである「タペストリー・サロン」に向かうゲストたちは、黒いリボンを使って蜘蛛の巣を模して作られた地獄の迷宮のようなものを通って行かねばならなかった。 時々、蜘蛛の巣を通過するのに手間取っているゲストたちを猫の姿をした従僕たちが手助けし、そのままゲストたちをタペストリー・サロンまで案内して行った。
そこでは大皿に静物画が載っているような帽子を被ったGuy(ギイ・ロスチャイルド)とダイヤモンドの涙を流す巨大な鹿の頭を被ったMarie-Hélèneがゲストたちを出迎えていた。

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              ギイ・ロスチャイルドとマリー・エレーヌ・ロスチャイルド




Marie-Hélèneは、何か独特で価値のあるものを作り出す想像力と閃き、才能の持ち主であることがハッキリと証明された。 今回のようなもてなしが出来るのは、彼女の人間的な魅力だけによるものではない。 一貫した強い意志がないとここまで徹底した事はなかなか出来ないものだ。

Marie-Hélèneは、彼女のライフスタイルにしてもエンターテイニング(おもてなし)にしても、非常に細かなところまで繊細に気を配るのだ。 彼女はあらゆる素質を兼ね備えた素晴らしいホステス(パーティの主催者)である。 

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また、彼女はパーティーそして人間が大好きだ。 彼女は、芸術や文学、ダンスやオートクチュール(ファッションデザイナー)といった分野から常に新しい才能(人材)を発掘しては、自分のパーティーに招待しもてなし、彼ら(発掘された新人)をパリのさらに上流社会の人々と引き合わせ、交流させるのだ。 そうしたことにみんな興味津々であった。
 
Marie-Hélèneのパーティーはそうした意味でも大変に注目されていたので、ある公人などは、Marie-Hélèneのパーティーに招待されないのであれば自殺する、と脅迫をしたほどだ。

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                   Alexis, Baron de Redé(左の男性)



残念なことに、今では諸々の理由からかつてのようなパーティーを開くのは不可能であろう。 しかし、私達の頭の中と行動を何カ月もその事で一杯にしていた(=来る日も来る日もパーティーのことばかり考え企画してきた)当時をこうして振り返ってみることは、とても魅惑的なものである。
そうしたパーティーに参加して来れたことも、また自分でもそうしたパーティーを開くことが出来たことも、とても幸せなことであったと思う。”

アレキシス・ド・レデ男爵


(以上が、記事からの意訳を含む翻訳でした)
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Marie-Hélèneは、こうした酔狂なパーティーを頻繁に開いていたようです。
Marie-HélèneやAlexis, Baron de Redéのパーティーに招待されるごく限られた人達というのは、王族、皇族、アーティスト、詩人、俳優・女優、大資本家、、、といった人々でした。

超お大臣たちの道楽パーティーに招待される事は、一種のステータスでもあったようです。
(一説によると、Marie-Hélèneのパーティーが催されていたのと同時期にパリを訪問していたエリザベス女王を囲んで開かれたパーティーよりも、Marie-Hélèneのパーティーに参加した要人・有名人の方が多かったとか)

こうした特殊(exclusive)な環境への「出入り」を許された人達の間で、独特な人脈が出来あがってくるのでしょう。まさに、コネクションです。

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    マリー・エレーヌとサルバドール・ダリ       左からマリー・エレーヌ、アレキシス、エリザベス・テイラー、ライザ・ミネリー


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          イヴ・サン・ローランと                  俳優のオーソン・ウェルスもの姿も



*今回の記事のオリジナルソースがあるサイト「Scala Regia」には、Marie-Hélène de RothschildやAlexis, Baron de Redéのパーティーに限らず、上流階級の人々の間で開かれていた様々な社交パーティーや中心的人物の紹介が掲載されています。該当記事を探すのに少しコツがいるのですが、意外な人物が意外な世界と繋がっているのが見えてくることもあるので、面白いです→http://scalaregia.blogspot.co.uk/

 
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【取り入った者勝ち?! この人も・・・】

最近ではロンドン・オリンピックの会場横にそびえ立つ怪しい作品を制作した事で話題になったアニッシュ・カプール(Anish Kapoor)も、ロスチャイルド一族に引き立てられたアーティストの一人のようです。

*Anish Kapoorについては、こちらのサイト様の記事「アルセロール・ミッタル・オービットの秘密」をお読みください。とても参考になります。

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             アニッシュ・カプールとアルセロール・ミッタル・オービット


ワインの分野でも幅を利かせているロスチャイルド一族ですが、彼らの2009年のワインのラベルのデザイン制作担当者として白羽の矢が立てられたのが、アニッシュ・カプールでした。
Baroness Philippine de Rothschildによると、「私達のかねてからの友人で、優れた才能の持ち主であるカプールに2009年のヴィンテージ(ワイン)のラベル・デザインを依頼することは、一番ふさわしい人選であると言えます」、、なのだそうです。

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               こちらがカプールがデザインを担当したワインラベル



・・・・コネ、コネ、コネクション・・・・・・。


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【グローバル・エリートへの登竜門?? 悪名高きBullindon Club】

コネ、コネ、コネクションと言えば、世界のごくごく一部の特権階級の超・超・超おぼっちゃま達だけが「入会」を許されるBullingdon Club が思い出されます。

超名門校であるEaton(イートン)校を経て、オックスフォード大学に進学する「超エリートコース」を邁進する学生さんの中の、そのまた一部の男子学生だけで結成されている秘密結社(もどき)がBullingdon Clubです。
アメリカのイエール大学の「Skull&Bones」のイギリス版、といったところでしょうか。

英国首相のデービッド・キャメロン、大ロンドン市長のボリス・ジョンソン、英財務大臣のジョージ・オズボーン、ネイサン・ロスチャイルド、などなどみんなBullingdon Club出身のBullingdon Boysです。

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(1) the Hon. Edward Sebastian Grigg, the heir to Baron Altrincham of Tormarton and current chairman of Credit Suisse (UK)

(2) David Cameron

(3) Ralph Perry Robinson, a former child actor, designer, furniture-maker

(4) Ewen Fergusson, son of the British ambassador to France, Sir Ewen Fergusson and now at City law firm Herbert Smith

(5) Matthew Benson, the heir to the Earldom of Wemyss and March

(6) Sebastian James, the son of Lord Northbourne, a major landowner in Kent

(7) Jonathan Ford, the-then president of the club, a banker with Morgan Grenfell

(8) Boris Johnson, the-then president of the Oxford Union, now Lord Mayor of London

9) Harry Eastwood, the investment fund consultant


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(1) George Osborne, now the Shadow Chancellor;

(2) writer Harry Mount, the heir to the Baronetcy of Wasing and Mr. Cameron’s cousin;

(3) Chris Coleridge, the descendant of Samuel Taylor Coleridge, the son of Lloyds’ chairman David Coleridge, the brother of Conde Nast managing director Nicholas Coleridge

(4) German aristocrat and managing consultant Baron Lupus von Maltzahn,

(5) the late Mark Petre, the heir to the Barony of Petre;

(6) Australian millionaire Peter Holmes a Cour;

(7) Nat Rothschild, the heir to the Barons Rothschilds and co-founder of a racy student paper with Harry Mount

(8) Jason Gissing, the chairman of Ocado supermarkets.



【傍若無人のおぼっちゃまクラブ】

Bullingdon Clubがどのようなクラブであったのかを知るために、今回はwikiからアイディアを拾ってみたいと思います。(Bullingdon Clubに関する情報は、ネット上には沢山出回っています。NYTやフィナンシャルタイムズのような大手の新聞もBullingdon Clubについて書いたりしています)

                         ・・・ 

約200年ほど前にオックスフォードで、クリケットとハンティングのクラブとして結成されたものなのだそうですが、徐々にお坊っちゃまたちが乱痴気騒ぎの飲み会をするだけのものへと成り下がっていったようです。 

Bullingdon Clubのリーダーは「General」と呼ばれ、毎年恒例のpoint to pointレースではその優勝者にトロフィーを手渡すのがGeneralのお役目となっており、毎年レースの日の朝はBullingdon Clubののメンバーが集い「シャンパン朝食会」と称した朝食会が行われるのだそうです。

新メンバーを迎え入れるため、etc、、の夕食会も年に何度か催されます。
新メンバーを選ぶ選挙は年に2度行われ、新メンバーとして選ばれた学生の部屋に現メンバーたちが押し掛け、その場でColman社の粉マスタード一缶をすべて完食することを強いるのだそうです。
新メンバーが粉マスタードを食べるのを見届けた後、現メンバーたちは新メンバーの部屋をメチャメチャに「ぶっ壊して」行く、というのがお約束となっているそうです。

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                   これがColmanの粉マスタード缶。。

「悪名高き」と言われる所以:

・・数々のレストランでどんちゃん騒ぎをしては店内をメチャメチャに荒らして去ることで有名なBullingdon Clubのお行儀悪さに、「レストランを予約する時は、Bullingdon Clubの名は伏せないと予約が出来ない」そう。

また、1894年と1927年の「お食事会」の後には、Bullingdon Boysは某教会のドアやブラインド、電気やガラス窓(計468枚)を壊してまわったり、虫の好かない人がいたら、その人をdebagging(被害者の後ろからそっと忍び寄り、被害者のズボンのウエストを掴み一気にズボンを引き落としたり、そのままズボンを脱がせたりして、恥をかかせる)のターゲットにしたり、近年では「お食事会」の後、近くのパブを荒らしたり(2005年)、カントリーハウスを荒らしたりする(2010年)といった事件が報告されています。

(キャメロン英首相もこの「暗い過去」について国会や取材などで突っ込まれることが良くあります。
2011年にロンドンの各所で暴動が起きた時などは、Bullingdon Clubの悪行が引き合いに出されたこともありました。
参照記事:Bullingdon Club antics were nothing like the riots, says Cameron(英ガーディアン紙より))


Bullingdon Clubの正装について:

Bullingdon Clubの正装とも言える装い(上記画像参照)は、一式すべてオッスフォードにある仕立て屋 Ede and Ravenscroftで注文・仕立てられるそうです。 2007年の時点での正装一式のお値段は3700ポンド(当時のレートで約80万円)。 


有名なメンバーリスト:

有名なメンバーリストは、こちらをご覧ください。

・・・以上wikiからピックアップしてみました。

                         ・・・


Bullingdon Clubのメンバーは、どんなに社会に迷惑をかけるような行いをして警察に連行されるような事態になったとしても、彼らの「超エリートの家系出身」というバックグラウンドが印籠となって全てが穏便に片付けられてしまう、といわれています。 誰一人として社会的な責任などとらされずに済んでしまうのです。

歴代のBullingdon Clubの面子を見れば分かるように、国政、法曹、金融、外交、etc といったあらゆる分野の要所要職に「特別な仲間」がポジションを構えているので、外部の人間はその独特な輪の中になかなか入って行くことが難しく、閉鎖的な環境が出来あがってしまっている、と批判されることもしばしばあります。

社会を牛耳るポジションを占めているのが、一部の、然るべき学校に子供を通わせることが出来る、然るべき(桁違いの)経済力のある家柄の子供たちだけ、という悪循環を批難する声も聞かれます。

参照記事:
【Does a narrow social elite run the country?】
(一握りのエリートたちによって国が動かされているのか?を考察したBBC NEWSの記事です)

【Are we all old school now?】
(エリート校出身者に独占された世の中で、一般校出身者にチャンスは与えられるのか?をテーマに書かれた記事で、全国の教員(教育関係者)向けのサイトで掲載されたものです)


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グローバル・エリートたちの「輪」の中に入っている面々の「学歴」「宗教」「どのような秘密結社やグループ、クラブ、団体に所属している/していたか」「お互いに友人関係、あるいは親族関係にあるか否か」「税金はきちんと納めているか」などを調べてみると面白いかも知れません。

表立っては離反し、犬猿の中に見える人たちが、裏では実は「仲良しさん」だったなどというケースや、グローバル・エリート達の壮大なネットワーク(相互関係)なども炙り出されてくるかも知れません。


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基本的なサバイバル・スキルを身につけよう!

ここ数年、世界のあちらこちらの地域が例年にない悪天候、天災に見舞われているというニュースをよく聞くようになりました。 特に今年はハリケーンや洪水、火山噴火や地震といった災害による被害をレポートするニュース報道やドキュメンタリー番組を目にする機会が増えているように思います。

万が一の時、多少でもベーシックなサバイバル・スキルが頭に入っているかいないかだけで、災害に見舞われてしまった時の心構えと対策が違って来るのではないかと思います。

今回は、ネット上に数多あるサバイバルサイトの中から、とってもベーシックなサバイバル・スキルのポイントが書かれてある記事をご紹介してみたいと思います。

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                  ....better safe than sorry...!


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Basic Survival Skills (基本的なサバイバル・スキル)

By Filip Tkaczyk


「基本的なサバイバル・スキルを身につけるためには、手始めに何をすればよいのか?」 と考えたことはありませんか? 特に今はサバイバルに関する情報が氾濫しているので、まず何から手を付ければ良いのか迷うと思います。
そこで今回は、大自然の中に放り出された時のサバイバルに役立つ6つのポイントを紹介しようと思います:


Number 1 : 心構え(気の持ち方)

どんなスキルよりも大切なのが「心構え」です。 上手くサバイバルして行けるか否かは、あなたの心構え一つで決まって来ると言っても良いでしょう。 さらに言えば「心構え」は、あなたの生き死ににも関わってくる重要なサバイバル・スキルなのです。

まず始めに、“「3」のルール”を覚えておいてください。 

人間は:
分間、空気が無くても生きていられる
時間は、急激な温度変化に耐えられる
日間は、水が無くても生きていられる
週間、食べ物が無くても生きていられる

この「3」のルールを理解していれば、サバイバルにおいて何を優先して考えれば良いのかが見えて来ます: 
まずはシェルター(雨露などから身を守る避難場所)、次に水、最後に食料、となります。


悪条件のもと、大自然の中でサバイバルして行くためには、パニックに陥ることを避けながら、様々なチャレンジに挑むことが求められます。 そのようなサバイバル状況に置かれた時は、「SPEAR」を思い出してください:

Stop - 止まれ(まず、落ち着け)
Plan - 対応策を検討する(何をすべきか、段取りや行動を考える)
Execute - 実行
Assess & Re-evaluate - 見直し・反省と改善


このように案を練り、それを行動に移し、反省(評価)を繰り返していくことで、頭も体もあなたの置かれた状況をその場その場で判断するようになり、自ずと常にてきぱきと状況に対処していくような環境に置かれます。 実は、こうした事が、あなたがパニックや悲観的な思考パターンに陥ることを防いでくれるのです。
どんな時でもポジティブに構えることで、生存のチャンスも高くなるのです。


Number 2 : シェルター

サバイバル状況に置かれた人達は、(雨、風、寒さなどの)悪天候に直接に晒されるという問題に直面するでしょう。 そうした人達のなかには、低体温症で亡くなってしまうケースが多いのですが、基本的なサバイバル・スキルさえ身に付けていればそういった惨事も回避することが出来るのです。

サバイバルにおいて、自分でシェルターを拵えることが出来るというのは、非常に大事なことなのです。 シェルターがあることによって、熱が逃げてしまうのを防げるし、また逆に砂漠のような場所では水分の損失を最小限にとどめることが出来ます。 

シェルターを作る時のポイントいくつか挙げます:
- 場所 (危険な場所や物から離れた所、物資が手に入りやすい場所が望ましい)
- 絶縁 (地面に直に触れることや、雨、風、外気を遮断)
- 熱源は何か (体熱、火熱)
- 一人用シェルターにするか、グループ用シェルターにするか 

シェルターとしては、例えば、洞窟、あるいは大きな切り株や丸太に出来た空洞の中など自然を利用したシェルターや、瓦礫を利用して作った小屋やリーン・トゥ(斜めに板などを傾けて屋根にしたシェルター)、テント小屋、scout pit(スカウト・ピット:穴倉)やスノウ・シェルターといったのもが考えられます。 

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その中でも、瓦礫を利用して作った小屋はどのような状況下でも比較的作りやすいです。
瓦礫を利用して小屋を作る方法を知っておくとよいでしょう。



Number 3 : 水

人間の体の78%が水分からなると考えれば、食糧よりも水の確保の方が大切だということは分かると思います。 一般では一日に1ガロン(約3.8リットル)の水を飲むと良いと言われています。 遭難した人の多くは脱水症や、生水を飲んでしまったことによる水系感染症の影響で衰弱して死に至るケースがあります。
水系感染症に加え、工場/農業廃棄水が上流にあるような河川では、ミネラルやメタルが水に混入している可能性もあります。 自然の中で比較的安全に飲める水を確保するには、湧水や源流を見付けたり、朝露を集めたりする方法があります。

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最近では、フィルター・ポンプ(ろ過)装置やヨウ素などの薬剤を使って水を浄化させる方法がポピュラーなようです。 サバイバル時でもそのような方法で水の浄化が可能ならば、それは効率的で効果的です。
また、ハーブを使って細菌やバクテリアを除去する方法もあります。 Grapefruit seed extract(グレープフルーツ種子エキス)なども水を浄化する効能があるとして販売されているようですが、その効果は100%とは言い切れません。

やはり、一番知られていて効果的なのは煮沸による浄化消毒でしょう。
水を2~3分ほど煮沸させれば、ほとんどの細菌やバクテリアは死滅します。 

心構えをしっかりと持ち、シェルターを作って、飲料水を確保することができれば、数週間は十分にサバイバルすることが出来ます。



Number 4 : 火

どうしてもサバイバルに必要なものではないのですが、「火の起こし方」はサバイバルの基本テクニックのなかでも有用なスキルと言えるでしょう。 火があれば体を温めたり、シェルターを暖かくしたり、服を乾かしたり、水を沸かしたり料理をすることも出来ます。 また、心理的にもサバイバル時にそばに火があるだけで安心感が得られ、気持ちの支えとなります。

出来れば、ライターやマッチ、Flint and Steel(火打石と打ち金)といった火を起こすための道具をいくつか携帯するのが望ましいです。 ただ、悪天候の中ではそういった道具があったとしても火を起こすことは難しくなります。 
そのような時のためにも、日頃からいろいろな天候・環境のもとで火を起こすスキルを練習しておく事をすすめます。
火を起こすことが出来るスキルは、本当に大切です。

火を起こすための道具が無い時は、摩擦で火を起こすのが一番効果的だと思います。
良く知られているのは、弓錐式(ユミギリ式)火起こし方やきりもみ式、あるいはfire plow(木材の摩擦により火を起こす方法)やfire saw(これも木材、主に竹を使って摩擦で火を起こす方法)などでしょう。

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木材の摩擦から火を起こすテクニックは、身につけておいて損はありません。
(youtubeなどにも「火の起こし方」(how to start a fire, how to make fire, how to build a fire)を紹介する動画が多数あり、参考になります)
 



Number 5 : 食糧

基本的なサバイバル・スキルの中でも、この食糧の重要性がシェルターや水に比べて低いことに驚く人もいるかも知れません。 
でも、「3」のルールを思い出してください : 人間は、3週間くらいは食べる物が無くても生きていられるのです。
そして、ありがたいことに、私達に必要な栄養成分が自然界の植物などに存在しているのです。 あちらこちらに生えている野草はそのまま食べることができるし、昆虫や野生動物からも栄養を摂る事ができます。


ここでは北アメリカで豊富に手に入る食用可能な植物をいくつかあげてみます:

ガマ : 
“湿地のスーパーマーケット”とも呼ばれるガマは、根、若芽・若葉、花粉部分を食べる事ができる

コニファー類(ヒノキ科針葉樹) : 
樹皮を剥くと、その内側に形成層と呼ばれる部分があり、そこから糖分やデンプン、カロリーなど得られる (ただし、イチイは毒素があるので注意)

草 : 
葉汁には栄養がある。 球茎や根茎は軽く焙れば食べる事ができる

ナラ(楢) : 
ナラの実(どんぐり)は、タンニンが強いので水にさらしてアク抜きをしてから食べる事ができる。 プロテイン、脂質、カロリー源になる


こうした野生の植物を食用として利用する場合は、「絶対にその植物に間違いない」ことを必ず確かめてから食するようにしてください。 食べる事の出来る植物を紹介している本や、経験が豊富な人のアドバイスを参考にしてください。
本当に食べても大丈夫な植物かどうか、なかなか簡単に見分けのつかないものも沢山ありますし、なかには食用可にそっくりだけれど毒性を持った植物もありますから、慎重に判断するように気を付けてください。

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Number 6 : 自然界におけるスキル

自然に関する知識があればある程、サバイバルに成功する確率も高くなります。 大自然の中で上手くサバイバルするためには、基本的なサバイバル・スキル以外に、野外で使えるスキルと深い知識が必要です。 例えば、野生動物を追跡するスキルがある人は、野生動物を狩って食用にすることができるし、薬草の知識を持っている人ならば、野草を利用して怪我や病気を治すことも出来るのです。 特に、自分の意思で意欲的に長期間サバイバル生活を送りたいと考えている人は、自然に関する知識は絶対に必要です。

私達の祖先は生物や植物に関する深い知識を持ち、動植物の特性やお互いにどう関わり合っているかを良く理解していたので、それらを有効的に活用することが出来ていたのです。 そうした知識をもとに、彼らは自然と上手に付き合い、共に生きて来たのです。

レクリエーション感覚でアウトドア・スキルを楽しむ人も、基礎的な自然科学知識(植物学、生態学、地質学など)を身に付けておくだけで、様々な場面で役立ちますし、アウトドアライフもさらに充実したものになるでしょう。
手始めに、植物・動物図鑑を見て見ることをお薦めします。 図鑑をもとに、植物を特定してみたり、どのような特性を持っているか調べてみましょう。


・・・以上にあげた6つの基本的なサバイバル・スキルのポイントが、自然界で生き抜く際の参考となりますように!



(以上、意訳を含む翻訳でした)
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今回の記事は「サバイバル・スキル超入門編」ということで、本当にベーシックな点に絞ったスキルが紹介されているのですが、もっと詳しく具体的なスキルを勉強したい場合は、ネット上にも大変に参考になるサイトが沢山ありますので、いろいろと興味のあるところから見てみると良いかも知れません。

また、目で見て学んだスキルを、できれば実施して試してみることができれば、さらにgoodだと思います。


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参考記事:

【アウトドアに役立つ200のサバイバル術】

【食べられる草花図鑑《非常食》】

【 毒 草 に ご 注 意 ! 】


動画リスト(英語ですが、言葉がいまひとつわからなくても、見ているだけでも参考になると思います):

【Getting Drinking Water from Plants (植物から水を得る方法)】

【How to purify water (水の浄化の仕方)】

【FLAMMA - Making fire with IKEA products (IKEA(に限らず、どこででも)で手に入るハンガーや組み立て式家具の材料を使って火を起こす方法)】 (←これは、なかなか面白いです)

【How to start a fire (火の起こし方)】

【LOST: Signal for Help, SOS (救助隊に発見してもらうためのSOSの出し方)】 
(↑CDや鏡などで光を反射させて合図を送る方法、音をだして居場所を教えるための笛などを使う方法などなど)







2012年07月15日 | 未分類 | トラックバック(0)件 |

効果的な広告はどれ? 答えは脳が知っている


消費者たちが、どのようなものを好み、どういったものを買おうと思うのかetc・・・を調べるために、企業や健康キャンペーンを展開する医療機関などではマーケティング調査にたくさんの費用を投じているという話は良く聞きます。

かつて「デパート王」あるいは「近代広告の父」と呼ばれたジョン・ワナメーカー(John Wanamaker)さんは生前、「広告費の半分が無駄だということは分かっている、だが問題はどの半分かが分からないことだ」と語ったといわれています。

「ある広告に対して、人々がどのような反応を示すかは、ごく少数の人達の脳神経の反応を分析することで予測できる」という新しい研究結果が先月末に発表されたようです。
今回は、その研究に関する実験の様子が書かれてある記事をご紹介してみたいと思います。

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Small “Neural Focus Groups” Predict Anti-Smoking Ad Campaign Success



ごく少数の人々の脳スキャンのデータサンプルを分析することで、その他大勢の人々の行動パターンを予測する事が可能であることが、ミシガン大学、オレゴン大学とカリフォルニア大学の研究者たちにより明らかになりました。

この発見(研究結果)は、政治的な宣伝やマーケットリサーチ、健康キャンペーン等にも応用できるなど、脳内イメージングの技術が診断目的だけにとどまらず、予測ツールとしても発展していく可能性があることを示しています。

今回の研究によると、少人数の脳の神経反応(←*意識的に導き出される反応ではなく、無意識から起こる反応のこと。 人が「無意識で示す反応」と「意識して示す反応」とでは、正反対の結果が示される事が多い)から、その他大勢の人々の物事に対する「反応」を予測する事が出来るということです。 



「ある広告に対して、人々がどのように反応し、どのような反響が得られるかを予測する実験を行ったところ、脳の反応から得られた結果は、他のいかなる方法から得られた予測結果よりもより正確な予測結果が導き出されるということが分かりました」 と話すのはU-M Communication Neuroscience Labのディレクターであり、Psychological Scienceの執筆者の一人でもあるエミリー・フォルクさん。

「より有効な健康キャンペーンの企画にも、我々の発見(研究結果)は役立つものだと思います。 今回の発見が禁煙運動やガンによる死、心臓病などの喫煙関連の疾患を減らすためのキーステップとなるでしょう」

フォルクさんによると、例えば、より有効な政治的キャンペーン(広告)を展開するのに今回の研究結果が応用される可能性もあると言います。 また、なぜある特定の動画やファッション、行動やアイディアがソーシャルメディアを通して瞬く間に広まる(流行る)のか? を探るための手掛かりとなるような脳神経の「経路」(map、地図)を今回の研究結果は提供してくれるといいます。


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フォルクさんは、オレゴン大学のエリオット・バークマンさんとUCLAのマシュー・ライバーマンさんらと共に、アメリカ国立科学財団とアメリカ国立衛生研究所の支援のもと、実験を行いました。

この実験では、真剣に禁煙をしたがっているヘビースモーカー31人(*)(28歳から69歳までの男女)に協力してもらい、3パターンの禁煙キャンペーンの広告を視聴してもらいました。 そして、それらの広告を視聴している間、彼らの神経反応はどのような反応を示すかを機能核磁気共鳴断層装置(fMRI)を使って調べられました。
3パターンの広告は全て、その広告を観終わった後、アメリカ国立癌研究所の「禁煙相談ライン」に電話をするように視聴者に呼び掛けるものでした。
((*)訳者注: 別の記事では、30人と書かれてあるものもありました)

被験者たちにはfMRIを受けながら3パターンの広告を視聴した後、それぞれの広告についてその効果度を様々な観点から評価してもらいました。 
研究者たちは、被験者たちの脳スキャンの結果と被験者たちが評価した効果度レポートとを照らし合わせてみました。

(訳者注: この実験に用いられた「3パターンの広告」に似たようなタイプの動画が別の記事に紹介されていましたので、ご紹介します:
・キャンペーンA・・禁煙を試みる女性が、タバコ欲しさに窓から飛び出す、という内容のもの
・キャンペーンB・・タバコ無しで、コーヒーを飲めるようになりましょう、という内容のもの
・キャンペーンC・・指人形が主演し、ユーモラスに禁煙をすすめる、という内容のもの
以上の3パターンらしいです)

また、集団レベルでの基準となるデータを得るために、研究者たちは「3パターンの禁煙キャンペーン広告」が一般に向けてオンエア開始される直前の月の「禁煙相談ライン」問い合わせ件数と、キャンペーン開始後の月の問い合わせ件数とを比較しました。


3パターンの広告についての感想を求められた際、被験者たちは、キャンペーンBを最も高く評価し、次いでキャンペーンA、キャンペーンCという評価を下しました。 (健康キャンペーンの)業界のプロたちもキャンペーンCを最低評価するという結果になりました。

3パターンのキャンペーンは、それぞれに違った製作手法が取られていました。 
被験者たちは皆、キャンペーンCに不快感を示し、よってキャンペーン効果も低く、「禁煙相談ライン」への問い合わせ件数(反響)も期待できないだろうと評価しました。 しかし実際には、キャンペーンAとBは被験者たちから共感は得たものの、実際に「禁煙相談ライン」に問い合わせがあった件数ではキャンペーンCを下回る結果となったのです。


説得力のあるメッセージに対し、ポジティブな反応を示す分野と言われている内側前頭前皮質に行われた脳スキャンの結果では、キャンペーンCに対して最も強い反応があったことが確認され、被験者たちが下した評価から得た「結果予測」とは全く逆の結果となりました。


集団レベルでは、それぞれの広告キャンペーンに対するオンエア開始後の「禁煙相談ライン」への問い合わせ件数は、一様に増加しました。 メディア・キャンペーン(オンエア)後の(禁煙相談ラインへの)問い合わせ件数は、オンエア開始前に比べて2.8倍から32倍増加(*)しており、特にキャンペーンCによる効果が最も大きく、次いでキャンペーンB、そしてAという結果が得られました。 つまり、ここでも被験者たちの予測とは反対の結果となり、脳スキャンの示したデータの通りの結果となったのです。
((*)訳者注: 具体的な結果は、以下のようであったようです(このデータは別の記事からのものです)。
・キャンペーンC・・32倍、・キャンペーンB・・11.5倍、・キャンペーンA・・2.3倍 )

「脳は、広告の内容から重要なポイントを嗅ぎ取り、それを感知しているようです。 しかし、一体どういったものを嗅ぎ取り反応しているのか、私達にもまだ分かりません」とフォルクさんは語ります。 「私達は、今回の実験で脳が示してくれた性質を分析して、より高い伝達性を持った(広告などの)メッセージの製作に活用できるよう、研究を進めています」

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今回の研究によって、神経科学データの解析が、個人の行動を予測するだけに止まらず、群衆の反応までもを予測することが可能になることが判明したように、神経科学データは今後さらに広い分野にて活用されていくでしょう。 

「あるキャンペーン広告に対して、全人口がどのように反応するかを脳は予測出来るようです」とフォルクさんは述べます。 「いままでに脳計測を受けたことの無い人たちの行動も、ごく少人数による“neural focus group”(少人数の脳計測/脳のデータサンプルを提供する人達)の脳を元に推測する事が可能になるのかも知れません」


今回の研究結果は、今後のあらゆるキャンペーンの成功への鍵となるかも知れません。 近い将来、この研究がガンや予防可能な疾患を克服するのにも役立つ日が来ることが期待されます。


ソース: University of Michigan




(以上、意訳を含む翻訳でした)

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ごく少数の人々の脳スキャンのデータを分析するだけで、その他大勢の人々のリアクションまでも予測する事が可能である、、という研究に関する記事なのですが、この実験の被験者さん達はいずれも先進国で生活し、そこで培われた価値観をもち、いわゆる一般常識や社会通念・概念に対する認識がある程度出来あがってしまっている人達でした。 では、例えば、どこかの原住民さんたちに今回のようなの実験を行った場合にはどのような結果が得られるのか、興味があります。

人が育った生活環境や文化、風習や価値観、概念に関係なく、先進国の人たちの脳も原住民さんたちの脳も同じような反応を示すならば、人間の脳の機能になにか純粋で、ユニバーサルなもの -外部からのノイズや影響に惑わされる事なく判断する力、みたいなもの― を感じ、楽しくなります。

一方で、私はこの記事を読んだ時、“説得力のあるメッセージに対し、ポジティブな反応を示す分野と言われている内側前頭前皮質”に訴えかけるような要素を盛り込んだ広告などを制作することで、それを視聴した人の無意識の部分にある特定の作用を与えることが可能である、、という部分が引っ掛かり、本題とは外れた方向に想像(妄想?)が働いてしまいました。

自分が無意識のうちに、一方的に勝手にあるメッセージを脳内に送り込まれ、その送り込まれたメッセージに左右された行動や選択を行うようになる、、、 つまり、自分の意思でもってくだした(と思っている)決断というのが、実は、外部から操作されたものである、という環境が簡単に作り出せる、ということになるのかな?などと今回のような研究について知る度に考えてしまうのです。

はたまた、今回の研究を応用して、モナーク・プログラミングのように「ハンドラーからの指令を受け入れる土壌」を人々の中に育てて、ある時突然ハンドラーが「トリガー」を引くだけ(トリガーワードを使うだけ)で、人々を操り人形のようにコントロール出来るようになってしまうのではないか。。。とか。
今回の記事に使われている「キャンペーン」という言葉を、「プログラミング」と言い換えると分かりやすいかも知れません。

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また、今回の記事には、禁煙キャンペーン広告や政治的キャンペーンなどにも応用が可能だと書かれてありましたが、サブリミナル効果の時に懸念されたような問題は起こらないのでしょうか。

選択の自由があるようで、実は、その「選択」すらもプログラミング(コントロール)されたものである・・・ 
“illusion of choice”(選択という幻想)について淡々と語るアーキテクトさんの姿を思い出してしまいました。


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2012年05月22日 | 洗脳 | トラックバック(0)件 |

NSA vs USA:冷蔵庫がアメリカ国民を監視する時代へ・・?! 

「冷蔵庫や洗濯機があなたを監視する時代の到来?」

・・・今回は、そのようなアナウンサーの前フリから始まる、「あらゆる家電(機器)がインターネットに繋がる世界」をテーマに取り上げたRT(Russia Today)からの動画「Minority report: Era of total surveillance zooms-in on US?」(マイノリティー・レポート:完全監視の時代がアメリカに忍びよる?)とその動画の内容を要約した記事をご紹介したいと思います。

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Minority report: Era of total surveillance zooms-in on US?


        



日進月歩で進化するハイテク機器やインターネットは、普通のアメリカ人の生活を監視するための「覗き穴」をBig Brotherに提供してきました。 そして今度は、盗聴器を仕掛けたり家宅侵入などをしなくても、政府は(アメリカ国民の)すべてをモニターすることが可能となりつつあるのです。

CIAは、インターネット、あるいは電波を通して食器洗い機や冷蔵庫といった家電を「読み取る」ことが可能になるだろうと述べました。

米国情報部は、2020年までには最大で一千億台分の一般家電が、現在のコンピューターや携帯電話のようにインターネットに接続できるようになると言っています。


デヴィッド・ペトレイアスCIA長官は、この“物(物品)のインターネット”の出現について、「アメリカのジストピアへのフリーフォール(歯止めの利かない落下)である」と表現しました。

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         「現在の“PCのインターネット”は、“物のインターネット”へと移行していくだろう -
            2020年までに、500億台から1000億台のあらゆるタイプの機器がインターネットに
            繋がるようになるであろう」 デヴィッド・ペトレイアスCIA長官


“対象物は、RFIDやセンサーネットワーク、超小型内蔵サーバーやエナジー・ハーベスト(環境発電)など通じて、その位置が確認され、認識・識別され、モニターされ遠隔コントロールされるようになるでしょう。 そして、すべての物が低コストで手頃である、ハイパワー・コンピューティングを駆使した次世代のインターネットに接続されるのです” -デヴィッド・ペトレイアスCIA長官談



近い将来には、すべてのアメリカ人のデジタルデータの足跡が、NSA(アメリカ国家安全保障局)が現在20億ドルをかけて建設中のデータセンターのあるユタ州の巨大メインフレームに繋がるようになるのです。
このデータセンターでは、オンラインでのショッピング履歴や携帯電話の通話履歴、グーグルの検索履歴やプライベートなメッセージ、といったありとあらゆる個人の通信履歴を分析し、保存することが可能になると言われています。

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“(データセンターでは)集められたデータの復号化を試みるようです。 例えば、現在gmailを使ってメールを送信した場合、メールは全てデフォルトで暗号化されるようになっていますが、NSAのデータセンターでは、こうした暗号化されたものを復号化し、あらゆるデータプロテクション(保護)を取り除くシステムを念頭に構築されています” とElectronic Privacy Information Centerのエイミー・ステパノヴィッチさんは言います。




史上最大のデータセンターの話や、冷蔵庫がインターネットに接続される話が遠い先の話ではないばかりか、こうした“コントロール”テクノロジーは実際にはもうすでに一部では実用化されているのです。

調査機関Pallorium, Inc.の代表であり、調査員であるスティーヴ・ラムバムさんは、以下のように話してくれました。
“あなたが街を歩いている時、(監視)カメラで写真を取られたとします。 すると、その写真はフェイシャル・マッピングの技術を使って、あなたの他の写真-免許証の写真などと一瞬のうちに照会され、「あなたは木曜日の3時にBaxter と Canalの角にいましたね」「あ、他の写真によると、あなたは先週の土曜日の3時に、47番街と8番街の交わる角にいたようですね」、と詳細に割り出すことが出来るのです ”

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顔認識テクノロジーに加え、ニューヨーク市警察などの取り締まり機関では、拘留した市民を釈放する際に(指紋を取るのと同じように)彩光スキャンを受ける事が要求されます。

過去半年だけでも、Occupy Wall Streetで逮捕された数百人のデモンストレーターたちに対して彩光スキャンが使用されました。

“(彩光スキャンを行う)理由の説明はされませんでした。 身分証明の一種だとか。 ろくな説明も無く訳もわからないままに、いきなり機械を顔に当てられるのは、本当に気持ちが悪いし、健康への影響や採られたスキャンが一体何の目的に使用されるのかが気になります” と話すのはデモンストレーション中に逮捕されたというOccupy Wall Streetの活動員、クリスティーナ・ゴンザレスさんです。

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彩光スキャンはハイテク指紋認証がさらに高速化したようなものです。 警察職員はスキャン結果とデータベースを照会することで瞬時に身元を割り出すことが出来るのです。


生体認証やロボットスパイ、国による監視といったものが数年前にトム・クルーズが主演したSF映画のテーマだった訳ですが、そのハリウッドの大ヒット映画「マイノリティー・レポート」に見られる多くのシーンが今のアメリカでは現実化して来ていると言えるでしょう -人生というものは、芸術が人生を模倣する以上に、芸術を模倣する・・不気味なほどに。  


(以上、意訳を含む翻訳でした)
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この要約記事には書かれてありませんでしたが、元の動画の中では、「forensic linguistic」というシステムが紹介されていました。 (動画の1:58あたりから、forensic linguisticについての説明が始まります)

forensic linguistic」というのは、個人がネット上にアウトプットするあらゆる「文章」を集積したデータベースを作ることで、例え誰かが匿名で書き込みなどをした場合でも、その書き込みの文章をデータベースと照会することで、その文章のクセや特徴から特定の個人を割り出すことができるテクノロジー、、なのだそうです。

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普段何気なくtwitterやfacebookに書き込んでいる「文章」なども、分析・照会する時のデータとして収集・保存されるようです。 このレポートの中では言っていませんでしたが、個人のメールもそのようなデータの一つとして保存されている/いくのでしょう。


・「モノ(物)のインターネット」についての参考記事↓
【“Internet of Things”。ソーシャルメディアは「WEB」を超える】

・「ユタ州の巨大データセンター」についての参照記事↓
【国家安全保障局が「あなたの言動を監視する」米国最大のデータセンターを建設中】



***

現在でも、便利で楽しい新テクノロジーを享受しながら、何気なくアウトプットしてしまっている個人の情報というのは、想像以上なのだと思います。 これに、個人宅で毎日のように使用されている家電までがインターネットに接続されようになったら、個人の生活の様子・パターンのデータまで差し出すような感じになるのでしょう。

「対テロ政策」や「サイバーセキュリティー」という名目のもと、全てのアメリカ人がその一挙一動 - インターネットや携帯電話の使用履歴はもちろん、毎日の支出入、そして家の中の家電などがネットに繋がることによって個人の「行動」までが細かくモニターされ、分析されるような世界が間近に迫っているようです。 

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今回のようなレポートに触れるたびに、今の(一部の?)アメリカ人が心配する事 - それは、こうした「監視システム」が進むことによって、自分達の生活パターン、交友関係、趣味趣向、そして思想まで何もかもが「分析」されてしまうようになり、その分析結果次第では「テロリストの疑いがみられる」「思想が危険だ」「不審な行動が多い」などで当局から目を付けられてしまうのではないか、ということのようです。 

膨大なデータのみを元に、タイプ別(政府に対し従順であるとか、反逆的であるとか)に振り分けられることによって、国から「危険分子」と見做された人たちが突然連行されてしまったり、不当に拘束されてしまう可能性がでてくること、あるいは、あらぬ「危険分子」というレッテルを貼られてしまう危険性もあるのではないか、、、ということをNDAAの影響も合わせて、危惧しているようです。

(監視社会に向けての)新しいセキュリティーシステムが導入される度に、国民の安全のため、国家の安全のため、、と毎回言っていますが、結局はグローバル・エリート達の「安全」のため・・?!

史上最大の「巨大データ情報グリッド」が誕生するようです。


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2012年04月14日 | 監視社会 | トラックバック(0)件 |

『KONY 2012』運動に思うこと

ここ数日、「拡散!拡散!!」とネット上で燎原の火のごとく世界中に広がっている動画があります。
2012年3月5日にyoutubeにアップされたこの動画は、二日後の今日(7日)ですでにビューイング数が4,285,557、コメント数119,506となっています。

【KONY 2012】 というタイトルの↓こちらの動画です。

  


内容については、こちらのサイト様からの説明を引用させていただきます:

≪チャイルド・ソルジャー (少年/少女兵)を止めるための運動です。

KONY 2012 はウガンダの反政府勢力神の抵抗軍 (LRA) の指導者、Joseph Konyを2012年の間に逮捕しようというプロジェクトです。彼はウガンダ北部を中心として1987年以降残虐行為を伴い、また少年兵を使ってゲリラ闘争を続けている世界的な犯罪者です。

あまりピンと来ないかもしれませんが、来る明日の事を心配しなくて良い僕らは本当にラッキーなんです。

このビデオを周りにシェアして頂くだけでも充分結構です。

ご協力お願いします。≫
 (引用おわり)


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                       LRAの指導者、Joseph Kony


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この【KONY 2012】の運動サイトは、こちらです↓
http://s3.amazonaws.com/kony2012/kony_new.html

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                          **********


この大ヒット動画【KONY 2012】 について、もう少し詳しく内容をご紹介してみたいと思います。



この動画を制作し、動画にも登場し、運動の中心となっているのはJason Russellさんという方です。
Russellさんは、10年ほど前にウガンダを訪れたことが切っ掛けで、ウガンダにおけるLRA(Lord's Resistance Army)の暴挙に脅かされるウガンダの人達の凄惨な現実を目の当たりにします。

Russellさんはその時、現地でJacob君という名の一人の少年と知り合います。
Jacob君は、Russellさんの撮影するカメラの前で、ウガンダにおける毎日の生活がどんなに命がけで恐ろしいものか、そして、自分のお兄さんが自分の目の前で神の抵抗軍によって首を切断されて殺されたこと、将来は弁護士になりたいけれど、学校に通うお金が無いこと、などポツリポツリと語り始めます。

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                      Russellさん(左)とJacob君(右)

その後、数週間をJacob君と過ごしたRussellさんは、Jacob君の口から語られたショッキングな発言 -「もういっそのこと、自分も殺されてしまいたい。 この世にいてもしょうがない。 学校にも行けないし、(自分の)面倒を見てくれる人も誰もいない。 (抵抗軍によって殺された)お兄さんに会いたい。 自分も死んで天国に行けば、またお兄さんに会える・・」 ― を聞き、泣き崩れるJacob君の姿に言葉を失います。

“このままではいけない。 なんとかしなくては・・・” Russellさんは、いても立ってもいられなくなり、Jacob君に約束をします ― 神の抵抗軍の悪行を止めさせるために、私達は何でもする。 we are going to STOP THEM(神の抵抗軍のこと)!! 

それ以降、Russellさんは、Jacob君との約束を果たすために、講演活動や、口コミを通して神の抵抗軍のリーダーであるJoseph Konyの実態を世の中の人達に知ってもらおうと何年も尽力します。
そして、Jacob君との約束から9年後の今年2012年に制作されたのが、“みんなの力で、Joseph Konyを逮捕しよう!”というプロジェクトをプロモートするための動画【KONY 2012】、ということのようです。

                    
Russellさんは、ホワイトハウスにも掛け合ってみるのですが、国益や国の危機に直接関係するような事柄以外は、ノータッチ、、と門前払いされてしまいます。
国が動かないのならば、自分達小市民の力でなんとかしよう、自分達の力で国を動かそう・・・と市民レベルで仲間から仲間へと、その運動の輪を広めて行きます。

まず、世の中の大半の人達が「Joseph Kony」という人物の存在すら知らない現状から変えて行かなければダメだ、とRussellさんは人々への「啓蒙」に取り掛かります。
Joseph Konyがどういった人物であるかを知り、それまでの自分の無関心さにショックを受けた人々は、その「大事な話」を口づてに、または、SNSを通して、人から人へと伝えて行きました。
そうするうちに、最初はRussellさん一人で始めた運動であったのが、見る見る支持者が増えて行ったのです。

この運動グループは、段々と組織化して行き、「TRI」と云う名のコミュニティーへと成長して行きます。

そうして今や、世界中に数十万人の賛同者を得たTRIは、再びホワイトハウスを訪れ、Joseph Kony逮捕に向けた国による「介入」を要請します。
その結果、2011年10月14日、オバマ大統領から直々のメールにて、100人規模の軍を中央アフリカに送り込む事が約束されます。

「これが、アメリカ史上初めて、国民の要請によって、(今回のような問題に対し)国が動いた瞬間であった」、、と動画の中では語られています。


しかし、Joseph Konyは、現在も捕まっていません。 逆に、大国が乗り出して来たことにより、Joseph Kony率いるLRAはより一層警戒を強め、従来の「作戦」も巧みに変えながら、今でもその勢力を保っているとのことです。

そこで、この“Joseph Kony逮捕”を唱えるプロモーション動画では、「みんなに出来る事」として、以下の事を提案するのです :

Joseph Konyを逮捕するためには、ウガンダの軍を支援しなければならない → ウガンダの軍がスムーズに活動できるように、最新の機材や装置を提供しなければならない → それには国(この動画の中ではアメリカ)が全面的にウガンダ軍をバックアップ出来るような体勢にならないといけない → 国が動くためには、それなりの「動機」がないと難しい → われわれ多くの小市民が一致団結して、Joseph Konyの逮捕を求めていることを国に対し示す必要がある

こうした動きを起こすには、いまだに「無知・無関心」である人々にJoseph Konyの実態を知らせる事から始めないといけない・・・・、 ということで、啓蒙活動として以下のようなアイディアを出しています :

・世界的に有名で影響力のある文化人や芸能人(Culturemakers)に賛同してもらい、「プロモーション活動」をお願いする
・Joseph Kony逮捕を実行出来る立場にある権力者たちやポリシー・メーカー(Policymakers)たちに働きかけること
 (議員さんなどの元に、ある同じ件に関して一日に20以上の抗議の電話や問い合わせがあると、議員さん達もその件を無闇に無視出来なくなるそうです)

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・ TRIが用意した何万枚もの「Joseph Kony逮捕運動」のポスターを街中に貼る

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・ TRIが用意した「Joseph Kony逮捕運動用のキットセット」を入手し、キットの中に入っている「KONY 2012」と刻まれたブレスレット(2本入っていて、一つは自分用に、もう一つは誰かにあげる用)を着用して、意志表示をする。
  また、このブレスレットには、一つ一つに「ID番号」が付いているので、自分のID番号をTRIかKONY 2012のサイトで入力することで、ミッション参加の意思を本部に伝えることが出来るようになっているようです。
・ 自分達が街中に貼ったポスターの様子や、活動の様子などを携帯で撮影し、記録写真、あるいはムービーとしてFacebookやtwitterにあげて、仲間とシェアしよう

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以上の活動に必要な品々は全て、「ACTION KIT」と呼ばれるキットに含まれているそうです。
TRIへ募金をすることで、このキットは無料でもらえるようです。

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               『ACTION KIT』 の内容だそうです



さらに、2012年4月20日には 「Cover the Night」 という一大イベントが世界的に企画されているようです。

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これは、4月20日の夜、普通の人達が寝静まった後、Joseph Kony逮捕運動の運動員たちが街中に「KONY 2012」のポスターを貼りまくって、一晩で世界中の街の様相を変えてしまおう! という、いわば啓蒙活動の一つのようなイベントが計画されているみたいです。

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「みんなの力によって、このプロジェクトが成功したら、これからの人類の歴史は変わって行くでしょう」
「子供たちが安心して、幸せに暮らすことの出来る世の中を作り出すのは、あなたや私のような「人々」なのです」

というメッセージが動画内で流れます。 
「これからの世の中を変えて行くのは、私達「little people」一人一人の意識とパワーである」と。。




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以上が、【KONY 2012】 という動画の大まかな内容でした。



この【KONY 2012】は、Facebook や twitter などを通じて、「拡散~! 拡散~!!」と凄い勢いで広がっているようです。

「ウガンダのLRAの指導者Joseph Kony逮捕に向けて、みんなで行動を起こそう!!」と云う呼びかけに、大勢のlittle peopleが賛同し、連結し、一つのうねりを起こそうとしているようです。

確かに、運動の意図は素晴らしいものだと思うのですが、なんだかこの運動、不自然なくらい「出来過ぎ」た感があるように感じてしまうのです。

KONY 2012は、一個人が始めた運動なのですが、その後いくら組織的になったとはいえ、今回の動画のクオリティの高さと、動画の内容と連動して準備された膨大な量のポスターやステッカー、T-シャツやバッジなどのマーチェンダイス、運動参加に必要なグッズが詰められた「ACTION KIT」。。。 などを見ていますと、とても良くオーガナイズドされたものを感じ、バックに誰かいるのではないか? あるいは、実験?? と勘繰りたくなってしまいます。

また、この動画は、特にFacebook上で広められたようです。

とてもオーガナイズドされた「市民運動」、Facebookを主としたSNSを介して運動の輪が大きくなっていっていること、現在の社会のシステムをひっくり返し、小市民が国や社会を動かして行くような世の中を目指していること、、、 どこかアラブの春やOccupy運動などと重なって見えてしまうためかも知れません。


また、グーグルの新プライバシー・ポリシーにより、様々なサービスやデータの統合が始められた3月1日の数日後の3月5日に、この動画が世界に向けて一斉に配信されたことも、気になります。
youtube上ではもちろん、Facebook、twitter、個人のメールを介して、この「運動」がどのように伝えられ、広がって行くのか?、また、実社会においてはどういった影響が見られるのか?、、、 この手の運動が人々の間に「浸透して行く様子」が手に取るように把握出来るでしょうし、あらゆるタイプの「傾向」をデータ化することも可能だと思います。
さらに、KONY 2012 は、「あなたたちの活動の様子を携帯の写真やビデオで記録して、SNSでみんなでシェアしよう!」なんて提唱しています・・・・。

そうして得られた生々しいデータは、何に利用できるでしょうか・・・・?

表面的(!?)には「国民がうるさいから、政府(あるいは企業も)も、しぶしぶアクションを起こした・・・」 という形態をとるこの手の運動は、これからも増えて行きそうです。




・・・こんな穿った見方ばかりしていると、私は運動賛同者さんたちから“party pooper” と呼ばれてしまいそうです。


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2012年03月08日 | ニュース | トラックバック(0)件 |

プレッパー流 我が身と備蓄品を守る方法

大地震やハリケーンといった自然災害などに備えるべく、自分達で食料や物品をせっせと調達し揃え、時には仲間同士でサバイバルや自給自足の生活に関する情報やアドバイス、意見交換なども活発に行っているプレッパー()たち。

※ "prepper" (プレッパー(名詞)) : 有事や生活形態の変化に備えて、事前からprep(準備・備え)をする人、あるいはグループ。 どのような非常事態を迎えようが、その変化が自分達の生活へ与える影響を最小限に抑えられるように、他人に頼らず(自立した)、外部からの支援(政府など)をあてにしないライフスタイル。
http://www.prepper.org/ 「プレッパーの定義」より)


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世界的な経済崩壊、社会システムの崩壊、階級闘争(Class warfare)というシナリオが現実味を帯びて来た事で、プレッパーたちも自然災害対策だけではなく、経済崩壊後の社会での生き方にも重点を置いた活動(準備)に流れがシフトしているようです。

自然災害でも経済崩壊でもその後に待ち受けているのは「カオス」(大混乱・無秩序の状態)です。
数日間、あるいは数週間の間だけ乗り切る事が出来れば、外部からの救助隊が来て助けてもらえる可能性のある自然災害とは違い、社会システムの崩壊により引き起こされるカオス(無秩序状態)というのは、数ヶ月、ひょっとすると何年も続くものなのかも知れません。

そうした「カオス」の時代を生き抜くために日頃から地道にprep(準備・備え)してきたプレッパーたちは、物資の面ではすでにかなり準備万端ではあるようです。
しかし、いざ社会が無秩序状態になってしまった時、果たして自分達の備蓄して来た物資や我が身を、備えを怠ったために路頭に迷う「デスパレート」な人々から守っていくことはできるのか? と云った不安を感じ始めているプレッパーたちが増えているようです。

そういった悩めるプレッパーたちに向けて「備えを怠ってきた人達から、いかに自分の蓄えを守るか」をテーマにして書かれた記事が、プレッパー・サイトやサバイバル・サイト、金融/社会崩壊(collapse)をテーマにしているサイトなどで紹介され、広まっています。
その中から今回は、多くのサイトにて転載されている記事「How To Divert The Unprepared From Your Preps」(準備を怠ってしまった人達から、あなたの蓄えを守る方法)をご紹介してみたいと思います。
この記事は、サバイバル・サイト『Modern Survival Blog.com』 に掲載されたものです。



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How To Divert The Unprepared From Your Preps
(準備を怠ってしまった人達から、あなたの蓄えを守る方法)


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社会(のシステムが)崩壊するようなイベントが起きた時、人口密集地から離れていればいるほど良いに越したことはないと思います。 しかし、残念なことに、ほとんどの人々は都会やその近郊に住んでいて、もしシステムが崩壊するような事があった場合には、そういった地域では問題が一層深刻なものとなることが予測出来ます。 もちろん、田舎でも問題は起こります。 

そのような事態を迎えた時、日頃から備蓄したり、十分な準備をして来なかった人達は、まず食べ物や清潔な水をどう調達するかといった問題に直面するでしょう。 
また、万が一の危機に備えてしっかりと準備して来た人達は、自分達の備えをどう管理して守って行くかということが一番の問題となるでしょう。


都会、近郊、または田舎に関係なく、社会が非常事態に陥った場合、人々は「物が有りそうな所を目がけて」押し寄せてくるので、プレッパーやサバイバルに関心のある人は、そのような人々への上手い対処法も知っておく必要が出て来ます。

中には、自宅を要塞のようにして、最後まで「略奪者」たちに抵抗する人もいるかも知れません。 そういった方々は、罠の仕掛け方や、あらゆる武器の紹介などが掲載されている軍向けのサバイバル・マニュアルとか訓練法が出回っているので、そちらを参考にしてみてください。

備蓄もばっちりで、あとはただただ出来る限り長きにわたってサバイバルして行きたい方々には、もうちょっと穏やかな対処法があります。 ただ、自己防衛法・護身術を身につけておくことの大切さは、忘れないでください。


まずは肝心なライフラインのことですが、その蓄えだけで何カ月も、ひょっとすると何年も乗り切らねばならなくなってくる訳です。 その蓄えを「準備をして来なかった人々」とシェアなどしていたら、あなた自身の死活問題にもかかわってきます。 みんなを食べさせることなど現実的に無理です。 
あらかじめ備蓄しておいた品々を安全に保管する方法はあります。 危険な諍いを避けるための対処法もあります。 食べ物を分けてくれと求めて来た人達の心証を悪くさせないことで、いつか社会が復活した時、彼らから変に逆恨みされてしまうような事態も防ぐことが出来るのです。



前もって計画を立てることと食糧・物品の確保・管理について :

― 全ての物を上手く隠せるような場所を探しましょう。 storm cellar(荒天候用の地下シェルター)などは地中にあるので、密閉可能で安全だし、涼しいし、完璧に密閉できれば食べ物が凍ってしまう心配もありません。 湿気が気になる場合は、保管したい物をプラスチック製の密閉箱に入れておけば大丈夫でしょう。 その他の隠し場所としては、屋根裏の絶縁材の下とか、壁の中、潜り込めるようなスペース、、、と、とにかく隠せるような場所なら家中どこでも利用しましょう。

― 備蓄した食糧とか物品を人目に付きやすい所に置いて保管している人達が意外と多いです。 窓を覆ったりするだけで、その室内に何が置かれているか外から見られるのを防ぐ事が出来ます。

― もし可能ならば、自宅の窓の枚数分の板やネジ(釘)を用意しておくといいでしょう。 危機が訪れた時、窓は非常に簡単に壊されてしまいます。 窓がなくなってしまったら、雨風にも晒されることになりますし、有害な虫や動物、人間も簡単に侵入出来てしまいますし、外から家の中が丸見えになってしまいます。 

― 信用できないような人達に、自分が日頃から備蓄をしていることなど言わないようにしましょう。 自分が信用出来、頼れる人達のみ仲間にしましょう。 (信用出来て、助け合えるような仲間の)人数は大切です。



大変動後、人々を寄せ付けないようにするためには :

― なるべく人目に付かないように暮らし、夜間は電気やロウソクなど光は出来る限り点けないようにしましょう。 自宅が暗闇に溶け込むように暗くしておくこと。 ほんの少しの明かりでも遠くからは見えてしまうものです。

― 食べ物の臭いにも気を付けましょう。 食べ物を調理する時の臭いは、遠くまで届きます。 特に、肉類を調理する時は注意です。

― ゴミは全て埋めること。 変な菌の繁殖も抑えられるし、デスパレートな人達から「あそこにはまだ食べ物があるぞ」と思われてしまうことも防げます。

― 自宅の外観を小汚く、見苦しくして、荒廃しているように見せましょう。 平時もそうですが、明らかに何も無さそうな家などは誰も狙おうとはしません。 家を「汚なくする」のは、意外と簡単に出来ることです。

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― 動き(部屋の中で動き回ったり)や音を出すような事は最小限に留めましょう。 人が生活している気配があれば、そこには人が生活するのに必要な食料や物品があると思われてしまいます。

― 人を遠ざけたい時には、家の外に赤いスプレーなどで大きく「QUARANTINED」(隔離状態)と書いておく。 「注意 重病人がいます」と付け加えても良でしょう。 ほとんど人達はこれ以上の災難(重病にかかるなどの)を被ったり、病原菌が感染していそうな食べ物などは食べたくないでしょうから、近寄ろうとしなくなるでしょう。




誰が家に訪ねて来たら :


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                  " heeeeere's Johnny !!"

(略奪などを目的とした)人が訪ねて来た時、立ち向かって行くのもありですが、そうすることによって相手に「これだけ抵抗するくらいだから、家の中にはきっと良い物があるに違いない」という間違った印象を与えてしまい、争いになった末に負かされてしまうかも知れません。 そのような事態を避ける方法もあるのです。


― とにかく、人を家に入れないことです。 万が一、家に入って来られた場合に備えて、家中を要らない物などでごちゃごちゃにしておく事で、相手の関心を肝心な物から逸らせることが出来ます。 外観同様、家の中も何も無いように、あるいは荒れ果てているように見せることです。

― あなた自身も全てを失ってしまったかのように、みすぼらしく、打ちのめされているように装いましょう。

― 本当に、何も蓄えなど無い事を相手に訴えることが必要です。 間違っても「私達もあと2週間分の食べ物しか無いんだ・・・」などと言わないように。 人々は、それすらも狙って来ます。

― 自分の備蓄品に関して話す時は、「貧弱な」とか「少量の」、「ごく限られた」とか「わずかに」、「空だ」とか「ほとんど無い」といった言葉を意識して使いましょう。

― もし、どうしても食糧を分けてあげなくてはならなくなった時は、それによってどれだけ自分が犠牲となってしまうのかを見せつけましょう。 そうすることで、相手がそれ以上求めて来なくなく可能性があります。

― 人々に食料を分けなければならなくなった場合には、まず子供たちから分けてあげることで、周りの人達にも「あの人も精一杯やってくれているんだ」という印象を与えることが出来ます。

― 何かを物色しに人が訊ねて来ることを想定して、あらかじめ「お断りの言い訳」を考えておきましょう。

― 大勢の人の前に出て行かないように。 モブ・メンタリティ(群集心理)ほど恐ろしいものはありません。

― (数人の仲間が集まったグループで生活をしている人達は)外部との応対は、グループの中の一人に任せること。 下手に複数人で出て行って応対してしまうと、仲間同士での話の辻褄が合わなくなり、ボロが出て、食糧を保管していることが相手にバレてしまう事があります。

― 人と話をする時は、注意深く、必ず相手の目を見て話しましょう。 その時、相手が「(あなたの)本当の懐具合を見定めよう」とするような目つきをし始めないか注意すること。 決して相手から目を逸らしてはいけません。 相手のボディ・ランゲージにも注意しましょう。  

― 常に冷静に、自分の意思をきちんと伝えて、途中で考えが変わってしまうようなことにならないように。 このような態度でいることで、あなたの所持品を根こそぎ持って行こうと企んでいるような相手の思惑に乗ってしまわずに済むでしょう。

― 苦しんでいる人達を横目に、自分だけが食糧や物品を蓄えていることに対し、あなたを批難するような事を言われたとしても、罪悪感を感じないようにしてください。 出来る事ならば皆に食べ物を提供したいのだけれど、現実的には不可能だと云う事をしっかりと伝えましょう。 さらに、あなたは相手よりも苦しい状況にあるような素振りを見せられるといいです。 病気や病人を装うのも手です。

― 相手があなたから奪おうとしている「物」から相手の意識を逸らさせましょう。 相手や他の人達に「あなたは、これからどうするつもりですか?」と逆に彼らの今後の計画を聞いて見るなどして相手に話題を振って、話を本題から逸らしましょう。

― 偏見や差別抜きで、太っている人達はやはり食べることに関しては人一倍必死です。 そのような人達に対して「No!」は通じないでしょう。 そのような人達は食べ物のためならば、あなたを困らせたり、信じられないような行動に出る可能性があるので要注意です。

― 相手がどのような反応を示すか、あなたも相手の立場に立って物事を考えてみることも大切です。 相手の立場になって考えることで、物乞いに来る人達にどう接するのが良いのかが、自ずと分かってくるでしょう。

― タンポポなど食用出来る原生植物を数種栽培しておき、近所の人達には「私はこういった植物を食べて、食いつないでいるのですよ」と話し、そういった植物は都会でも見付けられる事を教えてあげましょう。 そうすることで、彼らの関心をあなたの蓄えから逸らすことが出来るでしょう。


以上、あなたのサバイバルの鍵となる物資 - あなたが懸命に努力して溜めて来た大切な食料などを守るために役立ちそうなアイディアをまとめてみました。
私達は皆、程度の差はあれ、飢えやデスパレートになっているような人を思いやる心や同情する心を持っていることは言うまでもありません。 それが人情というものです。 
問題は、あなたが億万長者で、膨大な量の食糧や物資の蓄えがあり、また今後も食料を供給して行けるような設備でも持っていない限り、困っている人達全員の面倒を見て行くなどということは、到底無理だということです。 


あなたが出来る限りの人達を助けようとすれば、やがてあなたまで食料や物資を失うこととなり、最終的には皆と同じ運命を辿ることとなるのです。 
それか、あなたが一生懸命に準備して蓄えて来た物は、あなたの家族や仲間の今後のために確保しておくことです。 その時には、今回の記事にあげたようなアイディアや対策を参考にしたり、あるいは他の方法で自己防衛し、「身包み剥がれて」しまうことなど無いように、心掛けておきたいものです。 



(以上、意訳を含む翻訳でした)
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自分や大切な人達だけが助かるためのアイディアがまとめられているようなこの記事を読まれて、殺伐とした内容に思わず眉を顰めたくなってしまった方達もいるかもしれません。

でも、例えば、2005年にハリケーン・カトリーナの災害に見舞われたニューオーリンズの被災後の様子を思い出せば分かるように、海外では社会がカオス状態に陥った場合、デスパレートな人々が暴徒化し、生きて行くためには他人から物を略奪したり、最悪のケースでは殺人を犯したりの犯罪が横行するなど、無秩序状態となりうる危険性は、非常に高いのです。

  preppers11.jpg preppers12.jpg


ですので、アメリカなどでは、この記事の筆者のように最悪の事態を懸念し、「あくまで自衛」することの大事さを訴える人の必死さが評価され、特にプレッパーたちの間では「有用な情報」としてネット上に広がって行っているのだと思います。

無秩序状態がハリケーン被害者の救済を妨害

【社説】大災難より強い日本人




今回の記事の中では触れられていませんでしたが、自然災害などが原因ではなく、グローバルエリートたちがトリガーを引き、社会システムを崩壊させることで、「計画的に」カオスが引き起こされるような場合は、「prep」(備蓄などをして、いざと云う時のために備える)を始める段階から気を付けないといけないのかも知れません。

例えば、備蓄するための食料や物品を買い揃えるために、いつもの決まったスーパーなどで買い出しし、毎回カードで支払いを済ませていると、そのカード情報から誰が・いつ・どこで・何をどれくらい購入したか読み取られてしまうことから、備蓄をしていることがバレて(?)、(当局などから)変に目を付けられてしまう可能性も考えられます。

また、カードで支払わないようにしても、ポイントを集めるために「ストアカード」を毎回リーダーに通してしまえば、購入した品のリストがばっちりと記録されて残ってしまいます。
考え過ぎかも知れませんが、戒厳令が布かれた後、「買いだめ」していることが「当局」などに見付かってしまった場合、ある日突然、軍などが家にやって来て、蓄えを全て没収されてしまうようなこともあるかも知れません。。

FBIが作成した「対テロマニュアル」(?)の中の「テロ活動が疑われる行為」という項目には、以下のような行動をとる不審者には要注意と書かれてあります:

・ 現金での支払いをする人
・ 手や指が欠けている人
・ 異臭を放っている人
・ 人種差別や過激な宗教的発言の多い人
・ 過激な神学考察をする人
・ 全天候対応型の武器や道具を購入する人
・ 調理済み食品を大量に買おうとする人
・ 暗視装置やナイト・フラッシュ、ガスマスクを購入する人

「これでは、プレッパーたちも不審な行動を取る人物(テロリスト)としてマークされてしまうのではないか」 とプレッパーたちからは不満と不安の声が出ているようです。

自然災害や経済崩壊などによって世の中がカオス状態になってしまっても、自分達だけでも人に迷惑をかけずに過ごそう、ほとぼりが冷めるまでひっそりと自給自足でマイペースで生活をしていこう、、、といった心掛けのプレッパーたちが下手をすると「テロリスト」扱いされてしまいかねない、ということのようです。
まさか、プレッパーたちにまでNDAA(国防権限法)を・・・・ ?!



「いざとなったら車に食料などを積み込んで、人里離れた場所に逃げて、ひっそり暮らそう」と考えている人達もいるようですが、ひとたび戒厳令が発令されてしまうと、各所で道路閉鎖が始まるのでしょうから、そのような都会脱出計画も実行は難しくなるのかも知れません。

万が一、戒厳令が布かれ、道路も閉鎖され移動が規制されるような事態になってしまった場合、自宅に籠って様子を見るしか手立てが無くなってしまった人達にも、今回の記事に書かれてあるようなアドバイスが案外と役に立つのかも知れません。

***

以前、Russia Todayにてアメリカの「最強プレッパーさん」が紹介されていました↓

           

食糧、物資、備品、医薬品から、防護服、ガスマスク、ライフルや拳銃などの武器、無線キット、、、とスゴイ気合いが入っています。
でも、多勢に無勢で、もしもデスパレートな集団に襲われて、一切合財持っていかれてしまったら、どうするのでしょう??

「物は奪うことが出来ても、個人の知恵や知識、生きる力まで奪うことは出来ない」 ― どなたかが言っていた言葉を思い出しました。







2012年02月08日 | ニュース | トラックバック(0)件 |
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