スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

エイリアン・アブダクションのオリジナル版 「ヒル夫妻誘拐事件」 part 2

part 1 からの続きです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【証拠その1:観測・目撃記録「The Project Blue Book」】

第一の観測レポートは、インディアン・ヘッドから南へ82マイル(132km)ほどに所に位置するPease Air Force Base(ピーズ空軍基地)からレポートされたもので、観測報告時間は午前2:14amであったと記録されています。 ヒル夫妻がポーツマスの自宅に帰り着いたのが9月20日の午前5:00am。
ヒル夫妻の証言でいくと、「人体実験」を受けた後、二人の意識が戻った時には、夫妻はインディアン・ヘッドの南へ35マイルほど行った所にあるAshlandの街辺りにいた、となっています。 Ashland からポーツマスまでは車で1時間45分位ですから、夫妻が意識を取り戻したのは、午前3:15am頃であった、と云う事になります。 

この時系列でいくと、ピーズ空軍基地のレーダーに観測されたUFOの「証拠」は、ヒル夫妻が「着地したままの宇宙船の中で、3時間に亘って人体実験を受けた」まさにその真っ最中であったことになります。 もし、ヒル夫妻の証言が本当ならば、このピーズ空軍基地で観測されたものは、ヒル夫妻の遭遇したUFOとは別のものであったことになります。

           abduction18.jpg
         ヒル夫妻が夜空に発行体を発見した近辺。 右手に伸びているのがRoute 3

第二のレポートは、9月19日の午後5:22pmにインディアン・ヘッドから北に40マイルほど行った所の小高い丘の上にあったNorth Concord Air Force Station(1963年に閉鎖)のレーダーに観測されたものです。 これは、ヒル夫妻がUFOを目撃する7時間ほど前に当たります。 明らかにこのレポートとヒル夫妻のレポートに関連性は見られません。 また、第一、第二観測レポート共に、公式なProject Blue Bookに記されていますが、それには、観測された両ターゲットは、非常に高い上空を低速で飛行していた、とされているため、気象観測気球であったと結論付けられています。



【証拠その2:事件当日ベティが着用していた紫色のドレス】

次は、ファスナー部分が裂けたようになっているのをベティ自身が「発見」したという「紫色のドレス」です。
ベティはその後、このドレスをクローゼットに吊るして仕舞っておいたそうです。 2年後(これは催眠治療が終了した後ですが)、このドレスを取り出したベティは、布地に謎のピンク色の埃のようなものが付着しているのを発見した、といいます。 そのドレスは、そのまま再び元のクローゼットに戻され、それから40年間、クロップサークル(ミステリー・サークル)研究者たちがそのドレスの調査に訪れるまで、放置されていました。 研究者たちの調査によると、ドレスからは“異質な生物学的物質”が検出されたそうです。 
想像力を相当たくましくして、ドレスから検出された物がアブダクションに関係するものと見る事も可能なのかも知れませんが、やはり、40年間放置された間にドレスに付いたノミや蛾(幼虫など)、カビであると見る方が自然でしょう。 個人的には、このドレス自体、何の証拠にもならないと判断しています。



【証拠その3:スターマップ】

残るは、ベティの「スターマップ」です。 ベティのオリジナルの記述によると、ベティが宇宙船内で宇宙人に見せられた「スターマップ」は、立体的(3D)なものであったと書かれています。 催眠治療下のベティは、この「スターマップ」を平面(2D)で紙に描いています。 これは、7~8個の点が線で結ばれたものが描かれたもので、雑に描かれており、とても緻密なものとは呼べません。 

それから数年後、ヒル夫妻の本を読んだと云う、マージョリー・フィッシュという一人の学校教師が現れます。 マージョリーは、1969年のGliese Star Catalog(グリーズ星カタログ)を参考に、ビーズと糸を使って彼女の居間に3Dの銀河系を作り出しました。 その後マージョリーは何年もかけて彼女お手製の「3D銀河系」をありとあらゆる角度から「観測」し、ベティの描いた「地図」に符合する星の配置を探し続けたところ、ベティの遭遇したエイリアンはZeta Reticuli(レチクル座ゼータ星)よりの訪問者であることが分かりました。

             abduction.jpg
                     ベティが描いた「スターマップ」
 
この件について、UFO研究者たちは、様々な考察をしています。 カール・セイガンはじめ、天文学者たちは、ベティの描いた図とレチクル座ゼータ星とはどう見ても符合すると言えない上、ベティの描いた図は、解析を行う上でも決して参考にならない、有益なものではない、としています。立体的(3D)に描かれていない以上、解析への手掛かりとなる「星の位置関係」すら正確に掴むことが出来ません。  

もし仮にベティが完璧な立体図を描き、それが実際の天体図とぴったり符合した場合でも、Gliese Star Catalogのような天体に関する「資料」が広く出回っていることを考えると、絶対的な「証拠」とはならなかったでしょう。 ベティの「スターマップ」のアイディアが、エイリアン・アブダクションの体験に因るものと考えるよりも、例の2年間(ベティが悪夢に苛まされ、夢ノートを書き綴って過ごしたという、催眠治療を受けるまでの期間)の間に知り得た星の配置図だと考える方が合点がいきます。



ということで、結論。
ヒル夫妻のアブダクション話は、ただのUFO盲信者の妄想が生み出した、創造性の欠片も感じられない「物語」であることが各所に表れています。 こじつけや、誇張された証拠を持ちだして頑張った本人たち(ヒル夫妻)には申し訳ないのですが、結果的には有力な証拠も無く、どの証言も証拠も、自然に説明の付くものばかりであったということです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(以上が記事からの翻訳でした)


今回の記事を書かれたBrian Dunningさんは、

「私が常に危惧しているのは、今の世の中には、悪質な詐欺に簡単に騙されたり、「実体」も知れないようなあやしい健康食品やサプリメントの宣伝文句を信じ、躊躇うことなくそれを体内に摂取したり、UFO、宇宙人、2012年などを何も疑うことなく受け入れ、安易に信じてしまう人がまだまだ多い、ということです。 

私だって、全ての答えを知っている訳ではありません。 しかし、具体的な証拠や、噂話の出所やオリジナルのソース、科学的に検証されたデータ結果などの「ヒント」を提供することで、物事の実態や本質に関心を持ってくれる人が増えてくれれば・・ と思いながら、この活動を続けています。」

とインタビューで話ています。

「あやしい話」や「とんでも話」でも、一つずつ内容を検証して行くことで、新たな糸口が発見出来たり、ちがった局面が見えて来たりすることもままあるようですから、今まで自分が読んだり、聞いたりしてきた「事」や「話」も、一度、気が済むまで掘り下げてリサーチしてみると、意外なものが見えてくるのかも知れません。


* * * * *
今回の記事に関する「ソース」一例です。

・「Project Blue Book」の記録↓
http://www.bluebookarchive.org/page.aspx?pagecode=NARA-PBB1-259&tab=1

・「紫色のドレスに付着した謎の埃に関する調査結果」↓
http://documents.theblackvault.com/documents/Budinger/UT025a.pdf

・「ベティ・ヒル インタビュー(1998)」↓
http://www.capital.net/com/phuston/bettyhill.HTML


参考文献

Fuller, John G. The Interrupted Journey: Two Lost Hours Aboard a Flying Saucer. New York: Dell, 1966.

Klass, Philip J. UFO-Abductions: A Dangerous Game. Buffalo: Prometheus Books, 1988. 7-15.

Pflock, Karl and Brookesmith, Peter, editors. Encounters at Indian Head: The Betty and Barney Hill UFO Abduction Revisited. San Antonio: Anomalist Books, 2007.

Sheaffer, Robert. The UFO Verdict: Examining the Evidence. Buffalo: Prometheus Books, 1986. 34-44.

↓こちらは「ヒル夫妻誘拐事件」について、様々なソースを引用しながら検証しているサイトです。 ソース元へのリンクが紹介されているので、とても参考になります。
http://www.visionandpsychosis.net/Barney_Betty_Hill_Interrupted_Journey.htm

(この他にも「ヒル夫妻誘拐事件」を深く検証しているサイト(肯定派も懐疑派も)は、いくつもあります)

* * * * *




【「トワイライトゾーン」に登場するエイリアンこそグレイの原型?】

「ヒル夫妻誘拐事件」が検証される際、ほぼ必ず「The Outer Limits」に登場するエイリアンの話に触れられていますが、別の研究家グループは、また違った考察をしているようです。

「トワイライトゾーン」(The Twilight Zone)シリーズの中の一話にタイトル「Hocus-Pocus and Frisby」という物語りがあります。 この話は、1962年4月4日に放送されています。
この中に登場するエイリアンこそが、今のグレイの原型ではないか、と研究家たちは推察しているようです。

                  abduction14.jpg
              「トワイライトゾーン:Hocus-Pocus and Frisby」の宇宙人




【アブダクション らしきものが描かれた最初の映画?!】

              abduction13.jpg


1954年の「Killers from Space」(邦題:宇宙からの暗殺者)というエイリアンによる地球侵略をテーマにした映画があります。 その中では、地球を乗っ取ろうと遠い惑星からやって来た宇宙人たちが地下に隠れ住み、地球人を「拉致」し、人体実験のようなものを行う、、その後、意識の回復した人体実験の被害者は「空白の時間」について語る・・・というようなストーリーが描かれています。

           abduction15.jpg
                       人体実験のシーン


           abduction16.jpg
                       人体実験の傷跡?

現代でも語られている「エイリアン・アブダクション」の要素が、この頃すでに映画にも描かれていたようです。
「エイリアン・アブダクション」という言葉すら無かった時代に。。



アブダクションの走りとも言える映画「Killers from Space」を1961年の「事件」以前に、また催眠治療を受けるまでの2年間の間に「トワイライトゾーン」のテレビ放送を、ベティが見ている可能性は否定できません。 
ヒル夫妻は、SFには興味が無くその手のテレビも映画も見ない、、とインタビューで語っていますが、当時は、3つのテレビ放送局しかなかった上、現代のようなリモコンもなかったような1960年代のアメリカです、偶然それらの映画、番組の「コマーシャル」くらいは見ていた可能性は考えられるのではないでしょうか。


私は、ベティさん始め、エイリアン・アブダクションを体験したと話す人達の多くは、嘘は話ていないと思います。 おそらく、本当の事を話しているのだと思います ― 自分たちが、「真実」だと信じ込んでいる「本当の事」を。

                        * * *


↓こちらのサイトには、2011年1月中に撮影されたUFOの動画(計17点)がまとめられています。
http://www.pakalertpress.com/2011/02/01/video-most-remarkable-ufo-sightings-around-the-world-in-january-2011/


・・ベティさんの見た「空に浮かぶ発行体」という“UFOのスタイル”は、あれから半世紀が経った現代でも、まったく変わっていないようですね。




         abduction2.jpg
                 Betty Hill with her little "friend"!









スポンサーサイト
2011年02月05日 | UFO | トラックバック(0)件 |

エイリアン・アブダクションのオリジナル版 「ヒル夫妻誘拐事件」 part 1

毎週のように、新しいUFOの目撃談や動画が世界中からネット上にupされていますね。
エイリアン・アブダクション(宇宙人による誘拐・拉致)の話も、UFO目撃ほどでは無いようですが、相変わらず取り上げられているようです。 特に最近は、オーストラリアでのアブダクションの体験談が、UFO研究サイトなどに多く寄せられているようです。

この「アブダクション」というものは、1961年に起きた(とされている)アメリカで最初のUFO誘拐報道として知られる「ヒル夫妻誘拐事件」が有名だと思います。 映画の題材にもなりましたし、UFO関係のドキュメンタリーなどでは度々紹介される「事件」なので、ご存じの方も多いかと思います。


今回は、「アブダクションのオリジナル版」とも言えるほど有名な「ヒル夫妻誘拐事件」について、別の角度から考察した記事をご紹介したいと思います。
「ヒル夫妻誘拐事件」は、後になって、「アブダクション証言」の原型ともなっており、宇宙人のイメージを私たちに描かせるきっかけとなった事件でもあります。
また、後になって現われたグレイ・エイリアン(Greys)を見たという何人かの人たちの証言を左右した可能性もあるかもしれません。
考察に値する記事だと思います。


記事を書かれたのは、記事を書かれたのは、skeptoid.com というサイトを運営しているBrian Dunningさんという方です。
彼は、懐疑論者のリサーチャーです。 Dunningさんは、世の中の様々な不思議現象について、具体的な証拠や科学的な根拠をベースに検証し、ご自身のサイトに掲載されています。
「ヒル夫妻誘拐事件」についての考察・検証を行っているサイトは、本当に数多く存在しますが、Dunningさんの記事は、そういった様々な考察の要点が総合され、分かりやすくまとめられている、と思います。

                    abduction9
                      Brian Dunningさん


長い記事なので、二部に分けてご紹介します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【Betty and Barney Hill : The Original UFO Abduction】

 元記事:http://skeptoid.com/episodes/4124


                abduction11.jpg
                  ベティ(左)とバーニー(右) ヒル夫妻


現代のエイリアン(宇宙人)話の原型を型作ったともいえる、ベティとバーニー・ヒル夫妻の「体験」は、1961年の9月19日の午前零時直前に起こりました。 
それは、夫妻が車でカナダからニューハンプシャーのポーツマスへと向かう道中での事でした。ニューハンプシャーのリゾート地、インディアン・ヘッドに近づいた辺りで夜空に飛行する不思議な発行体を発見した夫妻は、車をRoute3(国道3号)の路上に停め、発行体の動きを見ていました。 そして、次に気が付いた時には、数時間が経過しており、夫妻は35マイル(約56km)ほど進んだ所にいた、と言われています。

このUFO目撃談をレポートすべく、ベティは、近くのPease Air Force Base(ピース空軍基地)にいる親しい友人でもあったポール・ヘンダーソン少佐に電話をしました。 ヘンダーソン少佐が調べてみると、その夜、二つのUFO目撃レポートが別々の軍事施設から報告されていた事が分かったそうです。 この夜起きた3件のUFO目撃レポートは公式なレポートとしてProject Blue Bookに記録されています。 

この事件の2週間後辺りから、ベティは夜な夜な悪夢に苛まれるようになりました。 この悪夢の中で、彼女はエイリアンに彼らの飛行船の中に連れて行かれ、様々な生体実験をされたと語っています。 悪夢に苛まれ続けたベティとバーニーは、催眠治療を受けることにしました。 

催眠治療は、夫婦それぞれ個別で行われましたが、催眠治療下の二人が別々に語った “エイリアン(背が小さく、大きな黒い目に灰色の滑らかな肌を持つ、現在私達がグレイと呼んでいるような)に飛行船に連れて行かれた” という証言内容は非常に良く似通ったものでした。 また、ヒル夫妻はあらゆる検査も受けたと言います。 ベティは、「スターマップ」と呼ばれる物を見せられたそうで、これはその後ベティによって再現されていますが、それによるとエイリアンたちは、Zeta Reticuli(レチクル座ゼータ星)から来ていた、ということになるようです。 これら実験の後、エイリアンは意識朦朧としていたヒル夫妻を元の車に戻し、去って行ったと言います。 (これら全て、ヒル夫妻が催眠治療下にあった時の証言です)

                    abduction7.jpg
                  すっかり定着した「グレイ」のイメージ



【ヒル夫妻の誘拐事件は、実は深く検証されていない】

現在、ヒル夫妻に関する数多くの本や映画が出回っていますが、それはグレイ・エイリアンを大衆文化に「紹介」するためのツールであったと言えるかもしれません。 また、この事件は、「エイリアン・アブダクション」という現象を世に広く知らしめる切っ掛けにもなりました。 

「スターマップ」という証拠や、軍のレーダーによって未確認飛行物体の観測が確認されたことが手伝ってか、この話は大した検証もされることなく実例として扱われてきました。 実際、これまでに、この事件が、深く検証・追求されたことなど、ほとんどありませんでした。

「ヒル夫妻の話」は、夫婦“別々に”行われた催眠療法下での口述による証言が非常に似通っていた=同じ体験をしていた、という点が注目されてきました。 
しかし、実際の話は違うようです。 注意して欲しいのは、この催眠治療をヒル夫妻が実際に受け始めたのが、「事件」から2年後であった、と云う点です。 
この2年間の間、ベティは自分が「夢の中で体験したこと」をノートに書き綴っていました。 

催眠治療下で証言されている内容のほとんど全てが、このベティの夢ノートの中に記されていたことであったのです: 
お臍に長い注射針が差し込まれたこと、スターマップのこと、宇宙人がベティの“入れ歯”に異常な興味を示したこと、宇宙人がベティとバーニーの生殖器を調べたこと、地上で出合った宇宙人のリーダーに促されるまま実験室に連れて行かれたこと、宇宙人の様子や個々の印象、宇宙人はベティとは英語で会話したが、バーニーとはテレパシーで会話したこと、物事の起こった順序 ― など全て。
 
これら全部が、夫妻が催眠治療を受けるまでの2年間の間にベティの夢ノートに書き留められてきた「彼女の夢の中での出来事」であり、おそらくご主人のバーニーもその2年間、ベティから夢の内容を何度も何度も繰り返し繰り返し聞かされていたことでしょう。

ちなみに、催眠治療下にない「バーニー自身が振り返った」その2年間についての話は意外と素っけの無いものです。 夫妻が夜空に発行体を確認した時も、ベティは宇宙船だと主張したのに対し、バーニーはただの飛行機だろうと話していたそうです。    



【ベティの証言は、途中で変節している!】

ベティの夢ノートの記述によると、彼女が夢の中で遭遇した宇宙人は背が低く、黒髪で、ジミー・デュランテのような鼻をしていた、とあります。 

黒い大きな目に、ツルツルの大きな頭、灰色の肌に覆われた痩せた“宇宙人”の描写は、催眠治療下にあった時のバーニーの証言の中で初めて登場します。 可笑しなことに、このバーニーの証言があってからのベティの宇宙人の描写が、ガラッと変わっています。 それまで盛んに訴えていた“ジミー・デュランテのような鼻”を持った宇宙人の話は、一切されなくなってしまいました。 

近年紹介されている「ヒル夫妻物語」の中にも、「グレイ」はベティの夢の中に現れていた(=夢ノートにもそのように記されている)、という間違った事実を伝えているものが数あります。

                  abduction10.jpg
                     ジミー・デュランテ


一般的には、このバーニーが催眠治療下にあった時に語ったとされる宇宙人の描写こそが「グレイ」の発端になっていると言われているようですが、実際には「グレイ」の“登場”はバーニーの証言の12日前に、既にテレビ番組「The Outer Limits」シリーズの「The Bellero Shield」というエピソードの中で“初登場”しています。
このエピソードに登場するエイリアンの姿は、バーニーの証言するエイリアンのそれと特徴がとても似ています:ツルツルの頭、灰色の肌、大きな黒い目、などです。 もっとも、ヒル夫妻は、そのような番組は見てもいないし、話も聞いたことが無い、と言っていますが。

        abduction5.jpg  abduction4.jpg
                   「The Outer Limits」に登場するエイリアン


覚えておいてください:不思議系の話で語られている主張についての検証を始める時には、必ずまずは話の「ソース元」をきちんと確認し、話の信憑性を確かめてください。 バーニー・ヒルは、例の「事件」から数年後に亡くなっていますが、ベティ・ヒルはその後も長くお達者で、彼女の説を広めるのに「ご尽力」されていたようです。 
Skeptical Inquirerのコラムニスト、ロバート・シェファーは以下のように書いています:

“ 1980年、ニューヨークで開かれたNational UFO Conferenceに参加した時のことです。 その時ベティは自分が撮影したと云うUFOの写真を紹介していました。 彼女は優に200枚を超える数のスライドを、それもほとんどが暗い景色を背景にした光や、ボケているものや、ボヤボヤしたものが映っているだけのものを、紹介していました。 それらは、UFOが近づいて来たり、彼女の車を追いかけて来たり、着地した時を撮影したもの“らしい”のですが・・・。 彼女のスピーチが持ち時間の倍以上まで延長し出した頃には、初めは同情的に彼女の話に耳を傾けていたオーディエンスも、とうとうしびれを切らしたらしく「帰れコール」が起こり出しました。 当日参加していたUFO研究家達や活動家たちも、この一件で、わずかに残されていたベティに対する「信頼性」の全てが失われた、と言っています。 また、1977年にベティとUFO探索に同行したUFO研究家は「ベティは着地したUFOと街灯の明かりすら区別が出来なかった」と証言しています。 ベティは、1995年には自費出版で[A common sense approach to UFOs]という本を出版しています。 この本は、UFOの大群が飛来して来たのを目撃した、とか、高速を走るトラックが浮遊するところを見た、などといった明らかに妄想といえる内容で埋め尽くされています。”


また、1966年にベティによって書かれた手紙には、「バーニーと私は、夜になると頻繁に外に出掛けるようになりました。 昨年の10月以来、10回の外出のうちの8か9回の確率で、私達は私達の“お友達”(エイリアンのこと)に出会うことが出来ました」と書かれています。 ベティのこのUFOに対する執着というのが「実際に起きたアブダクション」に起因しているものだと考えることは可能でしょうか? “その体験”によって彼女がますますそちらの方面に偏って行ってしまった、という意味では可能でしょう。 しかし、ベティは、1961年以前からUFOについての話を良くしていたそうです。 その中には、1957年にベティの姉か妹が体験したと云うUFO目撃談も含まれています。 
 
さて、ここで一度これまでの話をまとめてみましょう : 明らかにUFOに執着のあった女性が、夜空に光るものを目撃しましたが、それはご主人の証言によると飛行機であった。 その後彼女は2年間に亘り、非常に手の込んだ物語を書き続け、ご主人にもその内容を何度も話して聞かせた。 その後、催眠治療の下、ベティの物語に描かれているような出来事について質問を受けたご主人のバーニーは、おやまぁ、びっくり、日頃からベティから何百回と聞かされて来た内容と同じものに、さらに12日前に放送されたThe Outer Limitsのエピソードの要素も加えられたストーリーを、語り出しました。 これらのことだけを見てみる限りでは、とてもではありませんが「アブダクション」を証明するに足るような、信頼できる内容とは言えません。

しかし、私達は、この事件に関係する3つの「証拠」と云うもの: ベティが飛行船内で見せられたものを基に、彼女によって再現されたという「スターマップ」、ベティが事件当夜着用していたという、破れ「謎の埃」が付いたまま40年間保存されて来たという「紫色のドレス」、そして、事件当夜に空軍に報告され、公式なProject Blue Bookにも記録が残されている3件の「目撃談」 ― についても検証しなければなりません。 
まず、この「目撃談」から見て行くことにしましょう。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・Part 2 へと続きます。



                 abduction12.jpg








2011年01月29日 | UFO | トラックバック(0)件 |

UFO/エイリアンによる地球侵略シナリオのぺてん part 2

さて、前記事part 1からの続きです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

過去40年に渡り、Ufology(UFO研究?)と呼ばれるものは、巨大なメディア マシンと相まって「Independence Day」のような映画を製作し、ETを怖ろしく邪悪な存在として描いて来たし、ニセ科学はエイリアンたちによる拉致や虐待を本当の事のように伝えてきました。 なかには、本当にエイリアンと接触した人もいることも間違いないと思われますが、そのような“真実の話”も膨大な偽情報の波に飲み込まれてしまっているのが現状です。

つまり、ETに関する真実の話と云うのは、ほとんどが表には出て来ないということです。 情報操作マシンは“真実の話”がインチキ臭く、または怖ろしい内容として世の中に広まって行くよう、コントロールしているのです。 このように、長い年月をかけて「ETは、怖ろしいモノ」という概念を人々の意識に刷り込み、洗脳し、来る将来の「ぺてん」が展開される時へ向けての準備がなされて来たという事です。 この「ぺてん」は、9・11などよりも壮大で大掛かりなものとなるでしょう。

    ufo8.jpg  ufo9.jpg




今回、私がこの記事を書いているのは、今後ETやUFOによる脅威・恐怖を一層煽るようなイベント(事件)やストーリーラインが用意されいて、それらの「公開」が迫っていると、ここ最近何人ものメディア関係者や情報ソースから聞かされたためです。 要するに、何かを「敵」に仕立てあげるには、まず人々に「それ」を嫌悪させ、恐れさせることが肝要である、ということです。

さらにハッキリと述べてしまうと:この一連の狂ったような“UFOに関する機密プログラム”や、ARVをはじめとする諸々のテクノロジー ― その中には、ET出現をシュミレート出来るような技術や、エイリアンによる拉致やキャトルミューティレーションを装うことの出来る技術も含まれる ― をコントロールしている者たちは、Disclosure活動を防害し、人々を恐怖に陥れてから、最終的にETを「新たなる敵」としてデビューさせる魂胆なのです。 騙されないようにしてください。

また、これまで同様、本やビデオ、映画やドキュメンタリーなどでお馴染の“くだらない話”に「真実」はもみ消され、ETが宇宙からの脅威だという間違った認識を人々に与える「宇宙のぺてん」が展開されるでしょう。 騙されないようにしてください。

嘘と真実をごちゃ混ぜにすることで、また、UFO/エイリアンとの接触を危険で怖ろしいものとして世間に広めることで、新たな、“永く利用できる”地球外の「敵」を創り出すことが「彼ら」の目的です。 その時、賢く立ち回るのは、誰?

それは、あなた、です。 何故なら、今あなたは、過去60年に渡り莫大な費用と世界最高の頭脳を結集・利用してきた秘密のグループ ― 私たちの理解の範疇を超えた“政府”の存在、政府の中の政府 ― が、あたかもETが「地球攻撃・侵略」を仕掛けてきたように見せかける技術と騙しの手口と、それを実行するだけの“力”を持ち、世の中を騙そうとしている事に気付いたからです。 1997年、ワシントンで開かれた学会である男性を紹介しました。 この男性は、ロッキード社やノースロップ社などによって造られ、世界各地に配備されているARV(Alien Reproduction Vehicles)を使って「UFO/エイリアン侵略」の演出を計画する現場に実際に居合わせた、という人物です。 どこかで聞いたことがあるような計画だと思いませんか? ヴェルナー・フォン・ブラウンも“宇宙戦争捏造”について、警告を発していましたね。 その他にも警告をして来た人たちは、沢山いました。
  
                   ufo6.jpg
                       ・・・これもロッキード社製??

宇宙を拠点とした兵器の開発は、1960年代から進められていると言われています。 そして、ARVは、すでに出番待ちの状態です(「Disclosure」という本に書かれているMark McCandlishらの証言をご参照ください)。 宇宙ホログラム技術の準備も完了し、発動の時を待っています。 そして大きな影響力を持つマスコミは「彼ら」の手先となり、情報操作をするでしょう。

これらの話は、まるでSFの世界の話みたいですね。 ばかげていますし、「まさか」な内容です。 丁度、9・11が起きる以前に、9・11の話を聞くように。 しかし、その「まさか」の事が実際には起きている訳ですし、今後も起こる可能性は十分にあるのです、、私たちが気付き、警戒しない限りは。

また次の事も覚えていてください: もし、本当に宇宙からの脅威があるとしたら、人々が核を使用したり、人類を乗せたスペースシャトルが宇宙に進出した時点で、その兆候がみられているはずです。 しかし、そのような脅威どころか、自制を失った「彼ら」の企むような(宇宙人に濡れ衣を着せるような)行為がなされているにも関わらず、私たちはこうして空気を自由に呼吸し、地球で生きている事が出来ているのです。 一番の脅威は人間です。 現在起こっている戦争、本格的なDisclosure活動を妨害する裏からの操作、などについて私達はもっとしっかり把握し、状況を改善する努力を怠らず、そして平穏を保てるような世界に向けて進んで行くことが大切です。 

現在、地球上で行われている戦争を宇宙戦争に置き換えるなどというのは、それこそ宇宙的な狂気沙汰です。 また、恐怖によって結束された世界は、「無知」によってバラバラになっている世界よりも酷いです。 私たちは、今まさに恐怖と無知によって縛られた世界から脱し、平穏な世の中へと大きなステップを踏み出そうとしています。 その事に気付いてください。 私達一人一人の「気付き」が、世の中を変えて行くということを。


(以上、意訳を含む翻訳でした)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


今回の記事にも書かれているような「宇宙人を敵に仕立てあげる」というアイディアと云うのは、「The Report from Iron Mountain」(1967)の例でも見られるように、昔からも言われていたことのようなので、取り立てて驚くようなシナリオではないかも知れません。
 ただ今後、UFOやエイリアンに関する情報・ニュースが変に騒がしくなってきた時には、「宇宙戦争詐欺」を疑ってみるのも一つのアプローチかも知れません。 

この記事を書かれたGreer博士は、前回の記事に書きましたように“親UFO/エイリアン”派のようで、“あの”Disclosure projectの関係者でもあります。 今回の記事も、グローバル・エリートたちにみすみす悪利用されてしまいそうなUFO/エイリアンを擁護する気持ちも込めて書かれたのかも知れません。 また、この記事が書かれたのは2002年ですが、博士の主張は今も変わってはいないようです。


【Disney制作のUFOドキュメンタリー番組】

1995年に、Disneyが制作し、何の前宣伝もなく、アメリカの5都市のみにてテレビで一度だけ放送された「Alien Encounters」というタイトルのUFOに関するドキュメンタリー風番組がありました。 当時ディズニー・ワールドに完成したばかりのNew Tomorrowlandというアトラクションのプロモーション用に制作された、と言われていますが、内容は本格的なUFO/エイリアン遭遇ドキュメンタリーとなっているため、“UFO/エイリアンに対する世の人々の反応を伺うために(調査目的で)放送された物ではないか”とも言われています。

45分番組の約40分がUFOについてのドキュメンタリーで、番組最後の残りの2~3分になって初めてNew Tomorrowlandのアトラクションが取ってつけたように紹介されます。 また、番組を通してUFOやエイリアンは存在する、エイリアンによる拉致も実際にあることを強調しており、目撃者、体験者の証言も含まれています。

 ufos_disney_alien_encounters_video [320x200]  ufos_disney_alien_encounters_video (3) [320x200]
   「Alien Encounters」のオープニングカットより

 
この番組は、このようなイントロダクションから始まります:
「人類は今、史上始まって以来の非常に難解な出来事に直面しています ― 地球外知的生命との接触です。 過去50年間、当局は地球上におけるエイリアンとの接触報告を記録管理してきましたし、大勢の人たちが、エイリアンの存在を見たり、体験したりしています。 それにも拘わらず、ろくに証拠を見ようともせずに、真っ向からエイリアンの存在を否定する人々がまだ沢山いるのです。 知覚の域を超えて、知的生命たちは今、私達(地球人)も宇宙社会の一員となるよう、誘いかけているのです」

このあやしいドキュメンタリーは、こちらのサイトで見る事ができます↓
http://www.personalgrowthcourses.net/video/ufos_disney_alien_encounters_video

番組の始まりに登場するディズニーのCEO、Michael Eisnerも「エイリアンは存在するが、その事実は隠ぺいされている」と言い、また「この期に及んでもまだエイリアンの存在を否定する人がいる」とUFO否定派をまるで嘲笑うようなコメントをしています。
 
                 ufos_disney_alien_encounters_video (2) [320x200]
                     Michael Eisner CEO によるご挨拶

ちなみに、今回の記事にも登場しました“宇宙戦争詐欺”を杞憂していたヴェルナー・フォン・ブラウンも、ディズニーとは縁のある人です。 ディズニーが制作した宇宙ものの作品には、フォン・ブラウンが関与したものもあるそうです。
(ディズニー家について:The Satanic Bloodlines:The Disney Bloodline)  

                     ufo7.jpg
                    ウォルト・ディズニー(左)とフォン・ブラウン(右) 

このドキュメンタリーの目的は、本当に、新しいアトラクションのプロモーションであったのでしょうか。





最後に、今回のGreer博士の記事をご自身のサイトにて掲載されたKen Adachiさんの、この記事に関する興味深いコメントからの一部をご紹介したいと思います:

 “・・・・・インチキなエイリアン侵攻に関する話というのは、NWOについて書かれた書物には良く登場します。 私(Ken Adachiさん)が初めて読んだその手の本は、Bill Cooper著のBehold a Pale Horseでした。 Don Croftも彼の著書Adventures Episodesの中で、エイリアン侵攻について触れています。 Red Elkは、どんなに生きて行くことが辛くなっても、空に浮かぶ宇宙船からのビームに吸い上げられて、楽になろうとする発想だけは危険であると、警告しています。 残念な事に、多くの人々が、これこそがRapture(ラプチャー、携挙)であると誤解するでしょう。 実際、Raptureについて今までひっきりなしに説かれて来たことの本当の目的も、この現象(UFO、宇宙船がビームを使って人類を空中に引き上げる)を人々に受け入れさせるためのものであったのかも知れません。 私も絶対にそうだとは断言できませんが。 しかし、Red Elkによると、ビームで吸い上げられた人々の未来というのは、天国とは程遠いもののようですよ・・・・・ ”


参考記事: ラプチャー(The Rapture) の危険性について

        Project Blue Beam

                 ufo5.jpg


・・何事も、惑わされてしまう事のないように注意しましょう。





2010年10月16日 | UFO | トラックバック(0)件 |

UFO/エイリアンによる地球侵略シナリオのぺてん part 1

最近、世界のあちらこちらでUFOの話題が良く聞かれるようになりましたね。
中国で撮影されたUFO(?)の映像ですとか、アメリカでは、元軍人さん達数名により、UFOとその脅威(米軍の核兵器にちょっかいを出したとか)についての情報が公開されたなど、UFO/宇宙人さんたちの「存在アピール」が盛んになって来ているように思えます。

また、かの有名物理学者のホーキング博士の近頃の発言の中にも、ET(地球外生命体)の存在 ― それも人類や地球の存続を脅かしかねない存在としての ― を意識したものが目立つようになって来ている事も気になります。
【宇宙人と接触は危険】http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/science/386513/

果たして、私たちは宇宙人やUFOからの脅威にさらされているのでしょうか? そもそも地球を攻撃してくるようなUFOやエイリアンなどと言われるものは、存在するのでしょうか??

以下にご紹介します記事は、Steven M. Greer MDという物理学者、UFO研究家という肩書を持つ方によって書かれたものです(ちなみに、この博士は親エイリアン派のようです)。 UFOやエイリアンは存在する、しない、に関わらず、Greer博士のような推測は、昨今のUFO関連ニュースを理解する上での何かのヒントになるかも知れません。(長い記事なので、2回に分けてご紹介します)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Cosmic Deception : The Hoaxed Alien Invasion Scenario 
(宇宙のぺてん:エイリアン侵攻シナリオのインチキ)

元記事:http://educate-yourself.org/cn/cosmicdeception04apr03.shtml


想像してみてください: 時は2001年の夏です。 誰かがあなたに、110階建てのWTC(ワールドトレードセンター)とペンタゴンに民間航空機を突撃させ、崩壊させるという凄惨なテロ攻撃が行われる、という筋書きの映画、あるいは本と云うのはどう?と尋ねたとします。

あなたは、おそらくその内容をお笑いになるでしょう。 また映画制作関係者や本の編集者からも、あまりの荒唐無稽さに、フィクションの映画、本のアイディアとしてすら取り扱ってもらえないでしょう。
あらゆるレーダー網をくぐり抜け、空軍にも介入されず、さらに2機の民間機の「ビル突入事故」があった直後にも関わらず、白昼堂々民間機があのペンタゴンに突撃する、という内容ですから、無理もないでしょう。 ましてや、自国の防衛に毎日1兆ドル費やされている国での話と云うのですから、そんなストーリーに誰が興味を持つというのでしょうか!

しかし残念なことに現実の世界では、このような「シナリオ」があながちいい加減な物ではない事に気付き始めている ― そしてさらに悪いことが起きる事も杞憂する ― 人々が、危機感を抱き始めています。

そのような中での救いの一つと言えることは、おそらく、人々が、今後起こり得る途方もない事態 ― それが陰の超政府と得体の知れない「実体」とがUFOの存在を隠しており、それを利用して彼らが9・11を超えるような惨劇を姦計しているかも知れない、というような突拍子もない「シナリオ」であったとしても ― について、以前より真剣に受け止めるようになった事かも知れません。

多数の政府、軍、企業のインサイダー達が “UFOは実在する。‘黒い’陰の政府によって極秘プロジェクトとして‘生産’されている物もあれば、地球外文明によって作られている物もある。 このUFOを製造するための特殊なテクノロジーは、今のところ機密とされているが、近い将来、このテクノロジーが、石油、ガス、石炭、核燃料などの有害なエネルギーに取って代わる時が来るだろう”と証言しているように、UFOの存在を認めています。

5兆ドル産業、とも言われている現在のエネルギー産業は独占的で、膨大な利益を上げています。この産業が世界のあらゆる産業を支えていると言ってもいいでしょう。 そして、そこには金銭的な利益以上に、地政学的な要因が絡んでおり、それが現在の世の中を取り仕切るパワーの要となっています。 絶える事のない“仕組まれた”戦争、貧困、環境破壊によって、「彼ら」のコントロールするこの邪悪な世の中が支えられているのです。

さらに、それだけでは無く、「彼ら」は人々の“恐怖心”を利用したコントロールも行っています。
かのヴェルナー・フォン・ブラウン(Werner Von Braun)のスポークスパーソンであったDr.キャロル・ロスリン曰く「この狂気のマシン ― 軍、産業、諜報機関、研究機関 ― の仕掛けによって、世界は「冷戦」の世から「ならず者国家」へと変わり、さらに「国際的テロリズムの脅威」(これが現在私たちの置かれている段階)を経て、最終的には「(捏造された)宇宙からの脅威」と云う究極のカードが切られることになる」ようです。

莫大な費用が対宇宙兵器用に注がれる事を正当化するための口実にも、「宇宙からの脅威」というシナリオが利用され、人々を恐怖に陥れ、さらに恐怖をベースにした軍事的な「世界の結束」へと人々を導こうとしているのです。

                      ufo4.jpg



1992年以来、何人もの要職にあったインサイダーから同様の「シナリオ」についての話を聞かされて来ました。 そのあまりにも突飛な内容に、最初の頃は彼らの話を真に受けることが出来ませんでした。 それにも拘わらず、彼らは、“UFOと呼ばれている物は、実は“ブラック”プロジェクトのもとで製造されているものであり、Alien abduction(エイリアンによる拉致)やCattle mutilations(キャトルミューティレーション)も含めて、全ては近い将来予定されている“インチキなET登場劇”に向けて進められている「演出」であり、今は、その時に向けて「宇宙人は怖ろしいモノ」という観念を人々の意識の中に植え付けるための下準備期間中だ” “国際的なテロ脅威の後、ARV(Alien Reproduction Vehicles 地球外文明のUFOテクノロジーを研究した人類によって造られた飛行物体)を利用したインチキな地球侵攻劇が展開されるでしょう”と訴えてきました。

映画「Independence Day」(邦題:インディペンデンス デイ)のように、世界は新たな敵(=ET)に立ち向かうために、軍事・戦争を通して「一つ」に結束する、と云う訳です(ナチスの第三帝国時のユダヤ人のように、今度はETがいわれなき罪の犠牲となるのでしょう)。

                  ufo2.jpg



このような話は、昔からもありました:「The Report from Iron Mountain」という1960年代に著されたレポートがあります。 そこには、地球の将来のためにも“宇宙からの侵略者”という新たな敵を仕立てあげよう、という計画が記されています。(管理人注:この「The Report from Iron Mountain」というのは、1967年にレナード・リュインによって書かれたフィクションのレポートだと言われていますが、その緻密な内容ゆえ、現在でも「本物だ」「偽物だ」と物議を醸しているレポートです。著者本人は、フィクションだと公言していますが、それすらも真相を隠すための嘘の発言だと言う人々もいるようです。 内容は「世界の完全平和は可能か? そのために必要な手段は何か?」と云う事を現実的に検討するために政府により秘密裏に設立された「特別調査グループ」で協議された内容をまとめた記録レポート、というものです。 なかなか興味深い読み物です。ご興味のある方は、以下のリンクより「The Report from Iron Mountain」の翻訳版、または英語版がダウンロード(PDF)出来ます)
日本語版:http://cruel.org/books/ironmountain.pdf
英語版:http://endgamenow.com/wp-content/uploads/report_from_iron_mountain.pdf 

ということで、第二の9・11とも呼べるシナリオが出来あがっているようです ― 多くの人々がこの事実に気付き、目覚め、おめおめと騙されないように警戒しない限り、このシナリオは進められてしまうことでしょう。

現在の「テロの脅威」期の次に用意されているのは「宇宙からの脅威」です。 これに向けて今後、政府やメディアなどは「宇宙からの“脅威”と云うのは、如何に怖ろしいものであるか」をことさら訴えるようなメッセージを発信し、人々の不安と恐怖を煽るような情報を流し、アピールしてくることでしょう。 ただし、その“脅威”と云うのは、隕石などのことではありませんよ、宇宙人(ET)のことです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


次回、part 2へと続きます。



            ufo.jpg




2010年10月12日 | UFO | トラックバック(0)件 |

チャーチルとUFO情報隠ぺいニュース について

先頃、≪チャーチル元英首相、民衆がパニックに陥るのを恐れ、UFO情報の封印を指示した≫というニュースが世界中のメディアを通じて流されました。

このような感じです:
英テレグラフ紙のニュース→http://www.telegraph.co.uk/news/newstopics/howaboutthat/ufo/7926037/UFO-files-Winston-Churchill-feared-panic-over-Second-World-War-RAF-incident.html
日本のニュース→http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2746497/6049429

(以下、MSN産経ニュースより引用します)

【ロンドン支局】第二次大戦中に英国空軍のパイロットがUFO(未確認飛行物体)に遭遇したとする情報を、チャーチル首相(当時)が50年間封印するよう指示していたことが、5日に解禁された機密文書から明らかになった。

 チャーチル氏の元護衛の孫が1999年に国防省に書簡で伝えたとされる情報によれば、空軍偵察機が任務を終えて英国に帰還する際、UFOに遭遇した。UFOは空軍機の近くで空中に音もなく停止し、その後飛び去ったという。

 書簡では、チャーチル氏は訪米した際に、アイゼンハワー連合国軍最高司令官(同)とUFO問題について協議し、「民衆の間にパニックを招き、宗教心の破壊にもつながりかねないので、機密扱いにすべきだ」との考えを伝えたという。

(引用おわり)


“チャーチル元首相が米のアイゼンハワーと会談し、UFOの存在を隠ぺいするという指示を出した”・・・
この部分だけを見ると、なんだかとてもセンセーショナルな見出しですね。
でも、「チャーチル」「UFO」「機密」「隠ぺい」「封印」、、、このようなキーワードだけが勝手に独り歩きしてしまっている、ということはないでしょうか??
今回は、このような疑問を感じている世界のブロガーさんやフォーラム(掲示板)のコメントを参考に、このニュースを見てみたいと思います。

                   churchill.jpg
                    Churchill元英首相
  

・情報の元と国立公文書館の資料について

「チャーチルのよる隠ぺい指示」については、今月(2010年8月)The National Archives(英国立公文書館)によって公開された1995-2003年までのUFO情報ファイルの資料によって明らかにされた、とあります。 

その「資料」に収められている、今回のニュースの元となりました「お問い合わせの手紙」を1999年に英国防省に宛てて差し出したのは、レスターに住む“飛行船サーマル技術”を研究するある天体物理学者さん。 この天体物理学者さんによりますと、1973年に他界した彼の祖父は、元英空軍の軍人で、第二次大戦中は、チャーチルのボディーガードをしていたそうです。 
今回の話は、この「祖父」さんがその娘さん(当時9歳)に語ったという「極秘」の話を、後年母となったその「娘さん」が彼女の息子さん(=天体物理学者さん)に語ったことから始まっています。

この祖父から母へ、母から本人(天体物理学者さん)へと伝えられた話を「是非検証してみてください」と英国防省に訴えた手紙の中に、「チャーチルがUFO情報の隠ぺいを指示した」という旨が登場します。 
ニュースの見出しに踊っている「チャーチルによる隠ぺい指示」、というのは、国の機密文書に書かれていたものではなく、この天体物理学者さんが送った「調査のお願いの手紙」のなかに書かれているもののようなのです。

つまり、この「隠ぺい指示」説を伝えているのは、天体物理学者さんの亡くなられた祖父の証言しかないのです。
といいますのも、当時のUFOに関する記録は、すでに破棄されてしまっているため、それ以上調べようがないためです。 また、その時の事を証言できるような証人も今となってはいないそうです。

私も、国立公文書館のサイトからこの件に該当するファイルをダウンロードして、実際に読んでみました。
すると、確かに、「チャーチルが隠ぺいを指示した」とする“正式な”文書などは何処にも見当たりませんでした。 あるのは、天体物理学者さんが当時書いたお問い合わせの手紙とそれに対する当時の国防省が出したお返事(・・1967年以前に報告されたUFOの情報は、基本的に5年間で処分されていたため、当時の記録が残っている可能性は低い、云々 ―と云う内容)だけでした。

こちらが、今回開示されたファイルたちです:
http://ufos.nationalarchives.gov.uk/
このファイル一覧の中の、ファイル番号 DEFE24/2013 のなかに、今回のニュースの元となった資料があります(無料でダウンロードできます)

                    churchill2.jpg
                     The National Archives(国立公文書館)


・空軍偵察機からUFOの写真を撮影?

この天体物理学者さんの訴えによりますと、『そのUFO(ここでは一応UFOとしておきますね)と遭遇した偵察機のカメラマンが、UFOにカメラを向けて数枚写真を撮影した』とあります。
しかし、これに疑問を抱く意見があります。

当時のRAF(英国空軍)が写真偵察機として使用していた機種は、おそらくSpitfireもしくはMosquitoではないかと考えられるそうです。 さらに、同乗者がいたと言う証言を加味して考えると、Mosquitoに絞られるそうです。
ただ、この当時の設備からいきますと、Mosquitoに搭載されていたカメラは固定された物しかなく、どうやってもカメラをUFOのほうに向けてシャッターを切る、ということは難しいそうです。
この点については、話が語り継がれていく中で、多少の脚色が加えられたのではないか?という見方が妥当のような気がします。

こちらのサイトには、RAFが公表している年代別Photo reconnaissance(写真偵察機)機種の一覧表があります:
http://www.airrecce.co.uk/WW2/units/RAF.html
第二次大戦中は、確かに、SpitfireかMosquitoが写真探査機として使用されていたようです。

                     churchill3.jpg


・音も無く、ホバリング?

同手紙の中で「UFOは、全く音もたてず、静かに偵察機の上をホバリングしていた」と書かれていますが、この点に関しても、疑問の声が・・・。

普通に考えてみましても、当時の偵察機の飛行中のエンジン音というのは、相当なものだと想像できます。
ましてや、その機体の外に「いた」とされるUFOの音の有無など、機内のパイロットにわかるのでしょうか??

ちょっと考えてみると、矛盾があるようにも思えるこのような記述が、すんなりと読めてしまうのは、近年のUFO目撃情報には、UFOは「音もせず」飛んでいた、とされる証言が多いことから、UFO=静か、というイメージがいつの間にか人々の中に定着してしまったせいでしょうか。


・チャーチルのUFO考察

手紙に書かれている「大衆がパニックに陥り、教会への信頼が揺らぐかも知れない」とチャーチルが言った、とされる部分を見てみたいと思います。

チャーチルとUFOに関する逸話は、今回の件以外にも二つほどあるようです。

一つは、1912年のSheerness incidentと呼ばれるものです。 これは、チャーチルがまだFirst Lord of Admiralty(海軍大臣)であった頃に、ケント州のシアーネスにて、謎の飛行音が夕暮れ空の何処からともなく聞えてくるにもかかわらず、飛行物体らしきものは一切観測されなかった、というミステリーです。 このミステリーに関する調査の監査役を務めたのがチャーチルであったそうです。   
調査の結果、表向きには「結局、飛行物体と思われる物の詳しい情報は掴めなかった」となっていますが、その後のCommittee of Imperial Defence(帝国国防委員会)にて述べたとされる個人的な見解では「おそらく、ドイツの飛行船(Zeppelin)だろう」と発言したそうです。

churchill7.jpg churchill4.jpg
First Lord of Admiralty
  の頃のチャーチル       German Zeppelin(独の飛行船)


このことから、今回のニュースとなっている1940年代のUFO目撃情報についても、チャーチルならばおそらくUFOなどの得体の知れないモノではなく「またNazi(ナチス)の秘密新兵器であろう」と考えたのではないか? と見るのが自然ではないか、と考察する人たちもいるようです。

                 

二つ目は、1952年、チャーチルが発したメモと言うのがあります。 それには「このUFOとは一体何なのだ? 何か意味はあるのか? 真実はどうなんだ?」と記されていたそうです。
これは、1950年代から急速に増え出したUFO目撃情報についての報告を受けたチャーチルが発したものだと言われています。

                       WinstonChurchillMemo.jpg
                         Winston Churchill Memo

1940年代のチャーチルが、大衆のパニックと信仰を案じて「隠ぺい」という対策をとったのであれば、当時の彼は、UFOや、あるいは宇宙人などの「信仰を揺るがしかねない」ほどの脅威を認識していた、ということになるはずです。 しかし、10年後の1952年には、上記のようなメモを発しているのです、UFOとはそもそも何なのだ?と。


・・・以上の点を見てみますと、確かに、ニュース上では追求されていない「不自然な点」がいくつかあるようですね。 例え「ニュース」といえど、必ずしも真実を伝えている、という訳ではないのでしょうね・・・今さら、ですけれど 笑

                       churchill6.jpg


ちなみに、UFO及び宇宙人目撃談というのは、1996年にピークを迎えているそうです。 これは、丁度テレビで「The X-files」シリーズが放送されていた時期と重なるそうです。 1990-1995年までは、年平均240件ほどの目撃情報が寄せられていたそうですが、1996年には一年で600件以上の報告が寄せられたそうです。

最近またUFOの出現のニュースが良く聞かれるようになったような気がしますが、何かあるのでしょうか?


                      churchill8 [320x200]





2010年08月19日 | UFO | トラックバック(0)件 |
プロフィール

tinyterror

Author:tinyterror
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
リンク
このブログをリンクに追加する
カテゴリ
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
フリーエリア
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。