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DNAの働きはコントロールできる?!

最近、人間の中の未知なる可能性について考える機会に恵まれました。 そのことに関していろいろと知りたくなり、例のごとく、ネットで検索をかけて調べていたのですが、気がついたら「DNAの働きに指示を出す“エピゲノム”」というepigemone(後世遺伝子)というものについて書かれている、なかなか興味深い記事に辿り着いていました。
・・・ということで、今回はこの「エピゲノム」についてご紹介してみたいと思います。

元記事:http://www.latimes.com/news/health/la-he-epigenetics-20100503,0,7161969,full.story


これまで人というのは、「一生変える事の出来ない」DNAと生活する環境や様々な要因などによって形作られていると言われていました。

しかし、近年のリサーチにより、DNA自体は変える事はできなくても、個人の生活習慣(食生活、ストレス、身の回りの有害物質、etc)などによって、DNAの「働き」に影響を与えることが可能であることが、わかってきたようなのです。
(つまり、DNA自体を変えることは出来ませんが、自分の普段からの生活・行い次第によって、自分のDNAの「働き方」が変わってくる、とういうことのようです)

そのDNAの働き方に「指示」―その時々の状況によって、どのDNAを働かせて、どのDNAを休ませるか― を出しているのが、「エピゲノム」と呼ばれる後世遺伝子なのだそうです。
DNAは、その周りをヒストンというタンパク質が巻き付くように覆っており、さらにそれに纏わりつくようにして覆っているのがエピゲノムなのだそうです。
(こちら↓のサイトにある動画(1:30秒ほどの簡単な動画です)にてエピゲノムのイメージがわかり易く紹介されています。英語です)
http://learn.genetics.utah.edu/content/epigenetics/intro/

                 dna2 [320x200]
                 オレンジ色の円盤がDNA、その周りに巻きついて
                 いる青いのがヒストン、その周りにエピゲノムが
                 くっついているようです(イメージ図)  

このエピゲノムが、一つ一つのDNAに対し「君はもう少し元気に働いてください」「あなたは今は少しお休みなさい」というような指示を出しているそうです。
エピゲノムがDNAに対して“どのような指示を出すか”は、その人がどのようなライフスタイル (どのような所で暮らし、どのような物を食べ、どれくらいのストレスを感じ、どの程度薬やドラッグ(麻薬)を常習しているか、など) を送っているかによって変わって来るそうです。

生まれつき決められて持っているDNAですが、どのDNAに「活動」させ、どのDNAに「休ませる」かの判断をしているのはエピゲノム、 エピゲノムがDNAに指示を出す際の「判断材料」は、その人その人の生活習慣、ということのようです。 

例えば、一卵性双生児。 一卵性双生児の双子ちゃんたちは、全く同じDNAを持って生まれて来ます。 それにもかかわらず、成長と共にどちらか一人だけがガンなどの“遺伝子の病気”と言われている病気にかかったりすることがあります。 これは、双子ちゃんたちが育つ過程で受ける各々の「環境」がそれぞれのエピゲノムに違った影響を与えたためである、という研究結果があるそうです。

また、自閉症の子供の中には、通常以上のエピゲノムを持つ子がいることが判明し、この過剰なエピゲノムがオキシトシン(社交性を築くのに必要とされるホルモン)に反応すべきDNAの活動を妨げてしまっている、という研究結果が2009年にデューク大学医学センターの研究員たちにより得られた、とBMC Medicine誌に発表されたそうです。 この研究は、わずか40人の被験者を対象に行われた小規模なものでしたが、たった一つの遺伝子が「働いているか、いないか」だけで人の社交性の問題にまで影響を及ぼす可能性があることが判ったことは、興味深い結果であったようです。

既にいくつかの製薬会社では、このエピゲノムの特性を利用した医薬品の開発に取り組んでいるそうで、中には、ガンの活動を活性化させる遺伝子を休ませ、反対にガンと闘う遺伝子の活動を促すようなものも開発されているようです。 しかし、医療におけるエピゲノムの研究はまだ円熟されていないため、エピゲノムを利用した医薬品、治療がどこまで患者さんの体に影響を与えるかが判るまでは、“命にかかわらない”病気(?)分野においてのみ利用される見通しのようです。

                 dna [320x200]
  

「人の運命を変えることも可能になるかも知れない後世遺伝子学が大好きです」と話すのは、デューク大学医療センターで後世遺伝子学の研究をしているRandy Jirtleさん。
Jirtleさんの説明によりますと、“コンピューターに例えるならば、DNAは、ハードウェア ―固定されていて、変化することが無い― 、エピゲノムは、ソフトウェア” なのだそうです。 ソフトウェア(=エピゲノム)次第で、ハードウェア(=DNA)の働き方も違ってくる、ということのようです。


エピゲノムのコードの構成成分に関しては、日頃の食生活によるところが大きいようです。 例えば、活動して欲しくない遺伝子の働きを抑えるエピゲノムの分子を生成するには葉酸が必要だと言われています。 またブロッコリーやニンニクも、エピゲノムの構成にとっていいようです。
(こちら↓のサイトには、エピゲノムにいい(!?)食品がいくつか紹介されています・・・)
http://food-facts.suite101.com/article.cfm/eating-to-enhance-your-epigenome-dna-methylation

ちゃんとした食べ物を食べることで、エピゲノムにも良い作用が現れるようです。 特に、エピゲノムの活動がお腹の赤ちゃんにまで影響を与えてしまう妊婦さんや、心身の変化を迎えてる思春期の子供たちは、気を付けて良質の食品を摂る事が望ましいようです。

2003年に行われたマウスを使った実験によりますと、葉酸や良質なビタミンを多く摂取した親マウスとそれらのビタミンを摂らなかった親マウスから産まれたマウスとでは、前者は“茶色く、標準体重のマウス”であったのに対し後者は“黄色く、肥満ぎみで、糖尿病傾向のあるマウス”であった、という結果が見られたそうです。

また、妊娠中に喫煙を続けたお母さんは、お腹の中の赤ちゃんのエピゲノムにまで長期的な悪影響(喫煙による)を与える可能性もあり、それが後に子供がガンなどを発病するか、しないか、にまで関わってくる可能性もある・・・とUSC's Keck School of Medicineの研究者たちは発表しているようです。

              dna3 [320x200]
              良・悪質関係なく、“影響”を受けた母親のエピゲノムは
              子供から、さらにその子供へと受け継がれて行き、その
              影響が消え始めるのは4代目あたりからではないか、と
              言われています 

(エピゲノムに関した研究や実験は、ここでご紹介したもの以外にも色々とあります。 ご興味のある方は「epigenome  study」などのキーワードで検索されてみて下さいね)

こちら↓のサイトには、DNAやエピゲノムに関する事柄がわかり易く説明されています。(英語です)
http://learn.genetics.utah.edu/


ちなみに、大人のエピゲノムは、胎児や乳児に比べると、その活動は安定しているそうですので、その時その時の行動、感情、そして食べた物などによって逐一過敏に反応するほどではないようです。 ですので、あまり神経質にならなくてもいいそうです。(神経を使い過ぎて、それがストレスになってしまったら、元も子もありませんからね!)

また、エピゲノムは、電気のスイッチを「点けた」り「消した」りするような感じでDNAの活動をコントロールしている訳ではなく、時には少しだけ活動させたり、中程度の活動をさせたり、と明るさ調整機能付きのライトのように、調整しながらロントロールしているそうです。

これは、私の想像ですが、現在の科学ではまだ説明出来ないような現象(例えば、プラシーボ効果)とエピゲノムも何か関連するような感じがしています。

食生活や環境、気の持ち方などにちょっと気を付けるだけで、DNAに大切な指示を出すエピゲノムが、その力を最大限に発揮できるような「良い環境」を作り出してあげる事はできても、DNAやエピゲノムに「私達」が“あーしてください”“こーしてください”と欲深く「注文」出来ないところなど、いいのではないかな・・などと思ったりもしています。

日本には、「病は気から」という言葉もありますし、「笑う健康法」(正式名は知りません・・ 笑)といわれる健康法などもありますが、それらも理にかなっているのかも知れませんね!

funny [320x200]

funny2.jpg

funny3.jpg



・・・おまけで、故D.ケリー博士に関するニュースです・・・

ご存知方も多いかと思いますが、先日このような↓ニュースがありましたので、一応ご紹介しますね。
http://www.dailymail.co.uk/news/article-1291019/Dr-Kelly-slit-wrist-weak.html

・・・2003年に自宅近くの野原で、手首を切られた状態で遺体となって発見された、英国防省の兵器専門家David Kelly博士。 
ニュースでは「自殺」となっていますが、真相は??
今年の1月には、ケリー博士の検死結果報告書や非公開の証拠・物証は、今から70年間公表されない事が決まり、ニュースになりました。

そして今回、亡きケリー博士と共にイラクにて調査チームの一員として働き、公私に渡ってケリー博士を知っていた女性、Mai Pedersenさんが 「ケリー博士は、昔から手と腕に支障があったため、食事の時、ステーキ肉を切るのにさえ苦労されていた」 「(薬などの)錠剤を上手く飲み込むことも出来なかったケリー博士が、自殺前に、29錠もの鎮痛剤を飲んだとは、とても考えられない」
・・と彼女の弁護士を通した手紙の中で証言し、ケリー博士の死に関する「真相究明」に向けた調査を再開するべきだ、と訴えています。

ケリー博士の死に関しては、多くの英国民も「不審な点が多い死」であると思っています。
今の連立政権がどのようにこの件を扱うのか、気を付けて見ていたいと思います。

                   dr.kelly [320x200]
                          David Kelly博士






2010年07月03日 | 未分類 | トラックバック(0)件 |
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