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冷戦時代にアメリカで行われていた放射線人体実験 part 3

パート 3 です。 パート1はこちら、パート2はこちら です


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(元記事は、こちら です)



【近年における生体実験】

アメリカ合衆国は、世界最大の生物化学兵器庫を保有していますが、軍やCIAなどが中心となって秘密裏に行われていた細菌戦に関する実験について知っている人はあまりいません。

例えば、1977年8月にCIAは、少なくとも149件のサブプロジェクトを実施してきた事実を認めました ; サブプロジェクトの中には、様々な薬物が人の行動に与える影響を調べる実験の実施や、嘘発見器の使用、催眠術、電気ショックを使った実験の実施、また、麻薬等の密輸にも係わっていたこと、、などが含まれていました。
これらプロジェクトには、44の大学、15の研究機関、12の病院やクリニック、3つの刑務所が関わりました。 悪名高いMKウルトラ思考操作実験には、被験者(犠牲者)が(CIAが用意した)売春婦と連れだってホテルの部屋に入ると、その場で被験者には麻薬が与えられ(被験者には知られないように、薬物を飲み物に仕込むなどして)、CIAはその後の被験者の様子を陰から観察する、というものもありました。

1950年~1960年代にかけて、軍が何も知らないアメリカ国民に対して細菌攻撃を行っていた事は、記録にもしっかり残っている「現実」なのです。 なかでも有名なのは、米軍がサンフランシスコ市民に対して行った、6日間にわたる細菌攻撃(bioattack)で、この時は有害なバクテリアが空から市街地に向けて散布されました。 結果、この伝染性微生物が原因で12人が肺炎を病み、高齢の男性一人が亡くなっています。 

また別の細菌攻撃では、ニューヨーク市の地下鉄のトンネル内でバクテリアがばら撒かれました ; 同様にワシントンD.C.の飛行場、ペンシルベニアのハイウェイでもバクテリアが散布されました。 
細菌戦に関する実験は、フロリダ、キーウェストのヴァージニアにある米軍基地と、カリフォルニアとハワイの沿岸地方でも行われました。

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過去50年にわたり、政府の恥ずべき放射線実験に関する情報は、ずっと隠蔽されてきたのです。 
アイリーン・ウェルソンは、著書「The Plutonium Files」の中で、冷戦時代に軍事と医療がそれぞれの義務や行動計画の境を見失い、混同した結果生じた「おぞましい倫理」について書いています。 ウェルソンは、放射性降下物の危険性について、きちんとした情報を一般に伝えなかった事や米軍兵士たちの被曝の事、風下住民の疾患のことなどに関する責任のすべは、核爆弾プロジェクトの「PRマシン」にあるとしています。
一方、政府のプロパガンディストたちは、責任は“突然の風向きの変化”や“誤った情報を伝える科学者たち”や“年老いた退役兵たちの妄想”、さらには“共産党のプロパガンディストたち”にあるとしています。

ウェルソンは、次のように結んでいます : “(政府によって張られた)騙しや否定の網というのは、まるで壮大な陰謀が存在するかのように感じますが、実際には、単に、緊迫した核戦争の脅威を信じて疑わず、国家緊急事態を懸念し、兵器(開発・製造)プログラムに引き込まれて行った科学者たちと官僚たちの信念によって生み出されたものである”。
そして、これまで数年間にわたって公開されて来た何千もの放射線実験文書から学んだ事を、果たして私達は忘れないでいられるであろうか・・・・ と憂慮しています。
ホロコーストやナチスが人類に対して行ってきた犯罪同様、放射線実験も決して忘れられてはならないことなのです。

ロサンジェルス・タイムス紙(2000年1月2日付)に掲載されたウェルサムの著書へのレビューにて、トーマス・パワースは次のような疑問を投げかけています : “核実験の危険性について隠蔽を行って来たような政府です。 酸性雨や温暖化、使用済み核燃料を地層深く埋めて処理することの安全性などに関しても、果たして真実を言っているのでしょうか? 政府の言う事を信じられますか?”

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【極秘の医療実験は、続くのか】

政府の極秘実験から人々を護り、安全を保障出来るような対策・防護は十分ではありません。 
1970年代中半以来、私達は、遺伝子工学や分子生物学の飛躍的な進歩と同時に、AIDSや慢性疲労症候群、ナヴァジョ(Navajo)などの“フォーコーナーズ”で発見された奇妙な肺病や、これまでに存在しなかったようなウィルスの“出現”を目撃して来ました。

そのような病気の原因と、新種の微生物への危険な「操作」との関連を探っていた研究者たちは「パラノイド」だとか「頭がおかしい」と呼ばれ、虐げられて来ました。 
謎の多い湾岸戦争症候群もごく近年の病気で、これも軍事と生物学による「機密」のため不明な点が多く、病原については今なお論争が続いています。 また、湾岸戦争症候群を患う兵士たちの医療記録は“紛失”しているか、提供出来ないことになっています。 
これら新種の病気やウィルスに関してのリサーチや資金提供、カバーストーリー(真実を隠すために作り出されるニセ話)などをコントロールしている政府機関は、放射線実験を支援していたのと同じ政府機関なのです。
 
委員会の最終報告から分かったことは、医療・科学の専門家たちは政府・軍と共謀してアメリカ国民を虐待し、病ませて来たということ、そして、彼らは何をしても罰せられることなく好き勝手に悪行を行って来れた、ということです。 
58年前にマンハッタン計画から続いて始まった冷戦時代の機密は、果てるところがありません。

2001年1月、政府から提出された統計によると、冷戦時代に核兵器工場で働いていた原子力作業員たちは、職場で誘ガン性放射線と化学薬品に接していたため、ガン発症率が著しく高くなっていたことが分かりました。

1940年代から現代に至るまで、政府の弁護士や科学者たちは、「核放射線やウラニウム、プルトニウム、フッ素などによる被曝が原因で病気になってしまった」という労働者たちの訴えを何度も退けて来ました。 
しかし、労働者たちをガンや慢性の病気の原因となる物質に晒して来たことを政府がようやく認めたことにより、現在14の核兵器プラントで働く約600,000人の労働者達にその影響が及ぶ事になります。

ロサンジェルス・タイムズ紙は、“労働者たちは、国からの賠償を得るために何年も費やし、障害者手当をもらうためには弁護士を雇わねばならず、クリニックに行けば治療が始められる前に「今後の障害者手当を受給する権利を放棄する」ことを約束する署名を強要された” と報じています。

ワシントンにあるハンフォード・プルトニウム・プラントの雇用者であったケイ・サザランドさんは、公聴会で「このエリアの住人達は、30代、40代、50代で「引退」(働き続けることが出来なくなってしまう)となってしまう人が多いため、多くが貧困に追い込まれています。 引退するには若すぎる年代であり、また社会保障を受けるにも若すぎるのです。 そういった人達は、そのまま社会に忘れ去られ、死んでゆくのです」と訴えました。 サザランドさんは、家族5人のうちの4人を病気で亡くしており、彼女自身も肝臓肥大と複数の腫瘍に悩まされています。 
サザランドさんは自分の事を“アメリカの冷戦のホロコースト生存者”だと言います。



どうしたら私達は、これまで何千人という罪も無い人々を病気にし、命を奪ってきた核や生物化学兵器のような恐ろしいものを廃絶することが出来るのでしょうか? なぜ、本来ならば人々の健康を護らねばならないはずの医師や科学者たちは、何年も何年も政府の行ってきた医療的虐待を隠し、カバーしてきたのでしょうか?

この虐待を止める手段の一つは、医師・科学者たちを非人道的な実験を行った犯罪者として、法廷に連れ出すことです。 しかし、これは人々が行動を起こさない限り、実現は難しいでしょう。  

ジェフリー・シーは、コロンビア・ジャーナリズム・レヴューの記事に、こう書いています : これらの「実験」について驚くことは、何百件もの非倫理的な実験が実際に行われていたと云う文書や記録が残っていて、さらに実験の後遺症で障害・病気になってしまった何千人もの犠牲者たちがいるのにもかかわらず、今日までたった一人の医師、看護師、科学者、技術者、政策立案者(政治家)、行政官も、自らの犯してきた罪を認めていないことです」

これまで20年以上にわたって法律は、米国防省がアメリカ国民を“モルモット”にすることを許して来ました。 この法(US code annotated Title 50, Chapter 32, Section 1520, dated 30 July, 1977)は、1998年に民衆の声によって廃止されるまで、有効なものでした。 そして、改正後の法律では、米国防省の人体実験は禁止となりましたが、“例外”は認められる、、となっています。 
“それらの実験が、医療・治療・薬学・農業・産業目的、または一般研究目的である場合は” 例外として認められるのです。
このように、1998年の改正法も抜け穴だらけであることから、極秘の人体実験は今後も続けられていくことが懸念されます。 
化学・生物学的薬品(兵器)の人体実験における規制(及び例外)についての詳しい情報は、Gulf War Vets のウェブサイト http//www.gulfwarvets.com/1520a.htm. に問い合わせてみてください。

非倫理的で危険な人体実験は、“国家安全保障”の名目のもと、今日でも極秘に行われている事は、間違いありません。 従って、患者側も、政府がスポンサーとなっているような医学的研究に ― それも有名な医学研究所で実地される場合は特に ― 参加するか否かは、二度三度と熟考してから決断することが大事です。 
また、賢明な患者としては、医者(あるいは科学者)に対しては、常に良い意味での「疑い」を持って接する事、そして、少々の「パラノイア」も忘れないようにしたいものです。

まったく可笑しな話に聞えますが、それがあなたの命を守る事になるのです。



(意訳を含む翻訳でした)
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ある元CIA医師は、「我々は、来る日も来る日も実験に追われ、“超極秘メモ”が常に飛び交うような「(現実離れした)お伽の国」に生きていた」 と当時の事を振り返っています。 
そのような特異な環境に身を置いていると、正常な判断力も失われてしまう、ということでしょうか。

クリントン元大統領が召喚した委員会(Advisory Committee on Human Radiation Experiments 放射線被曝実験諮問委員会)のメンバーの一人であったJonathan.D.Morenoは、「法の網を潜って、今なお人体実験は続けられているし、これからも続けられていくであろう」と言っています。

“国家の安全のために” あるいは “医療や科学の進歩のために” という名目のもと、「倫理に反した探求心」を持ってしまった医師たちや科学者たちと、「誤った使命感」を持ってしまった政府、知らずにとはいえ、モルモットとなってしまった声無き国民の“参加”によって、人体実験は行われてきたし、これからも続けられて行く、ということなのかも知れません。


ニュルンベルク綱領が定められた後も、多くの人々が実験参加への「同意」無く危険な人体実験のモルモットにされ、何人もが命を落とし、犠牲となってきたことは、事実として認められました。 それにもかかわらず、人体実験に携わった政府、医療関係者、科学者、誰一人その罪を認めた者も、また、裁かれた者もいないのです。

そのような現状について、法学教授のアラン・シェフリンはこのように言っています:
「何も知らない犠牲者(被験者)に対して、法に反するような実験を行ったとしても、刑罰を免れることができる、というメッセージを世界中の政府や医師・科学者たちに送っているようなものだ」


1995年の放射線被曝実験諮問委員会の最終報告以降も、さまざまな形で人体を使った実験は続けられているのが現実です。
政府が秘密裏に行う人体実験というのは、私達の知らないうちに行われ、その真実が暴かれるのは、いつも、既に「犠牲者」が出た後だと言われています。

過去の教訓は、まだまだ生かされてはいないようです。



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2011年10月22日 | ニュース | トラックバック(0)件 |
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